







うなぎの寝床
うなぎBOOKS
本屋をつくってみよう
宿をつくることになった時、フロントの横の長い廊下の壁があまった。これは本屋をやってみるか!ということで、本屋をやることを決意。福岡のブックスキューブリックの大井さんにアドバイザーで入ってもらいながら本屋を構築していった。とても面白い本屋になったと自負しているが、本屋は粗利2-3割のビジネスで、やはり面積と回転率がないと、なかなか人件費を回収できなかった。本当は宿のフロント業務と一緒にして人件費を相殺する予定だったが、今回はうなぎの寝床とUNAラボラトリーズという2つの会社で、本はうなぎの寝床、宿はUNAラボラトリーズという運営を跨いでしまったため、業務の分担のすり合わせがむずかしく、本屋も立ち上げから人を雇った結果損益分岐点を超えることはなかった。
とても勉強になったプロジェクトだ。今ではいくつか本屋の方法論とアイデアは溜まってきているので、またチャレンジしたいと思う。
INFORMATION
プロデュース
うなぎの寝床 白水高広
建築家
リズムデザイン 井手健一郎