- はじめに「僕は北海道の東、道東を回ることにした」ざっくりとだが1000kmくらいの走行。
- day1 240819_日_北方民族文化・流氷をを知る_移動23.1km、移動距離29分
- day2_240820_月_ゴールデンカムイを巡りアイヌを食し、シゲちゃんランドを堪能する旅
- day3_240821_火_名もなき木彫り職人と出会い、道東の自然と触れる旅_移動距離306km、移動時間5時間38分
- day4_240822_水_dotdotoの中西さん、蝦夷丸さんと話す旅_移動距離218km、移動時間4時間02分
- day5_240823_木_旭川家具、彫刻、化粧品、デザインを見る旅_移動距離251km、移動時間4時間21分
- day6_240824_金_移動日、帰宅_省略
はじめに「僕は北海道の東、道東を回ることにした」ざっくりとだが1000kmくらいの走行。
家族が北海道に行きたい、冬に行きたいと言ってたが、冬は雪道を運転する自信がなく、夏休みを利用していくことに。せっかくいくなら1週間くらい行きたいなと思い、結果的に5泊6日の旅を決めた。当初新千歳イン、新千歳アウトを考えていたが、子供も僕もゴールデンカムイを見まくっていたため、網走監獄だけは入れたい!となって、いわゆる北海道の東、道東をターゲットにしはじめる。そこで、dotdotoをやっている中西さんたちが、山水郷チャンネルのgood design marunouchiで一緒だったり、更別熱中小学校でお会いしていたので、もう一度中西さんの動画を見直し(下記埋め込み)、dotdotoの本を取り寄せて、妻に渡した。僕は、あまりリサーチしてなかったが、妻が結構時間をかけてリサーチをして予定を組んでくれた。そしたら、結果的にほぼ道東を回ることになった。しかし、道東のアイヌや自然、食べ物、民芸も含めた文化は素晴らしく、結果的に道東をコースに選んだことを正解だ!と感じている。
最終日とその前の日、旭川から札幌へと移動したが、ここは、都会だった。女満別から旭川までは、ジャガイモやとうもろこし、蕎麦、麦などの栽培が多く、旭川周辺から急に米が増えた。いわゆる道東エリアと、道央、札幌エリアとの風景の違いにとても驚いた。札幌は都市とは聞いていたが巨大都市だった。人口は北海道530万に対して、札幌市195万と36%くらいの人口がここに集中していて、福岡の150万よりもだいぶ多い。びっくりだ。札幌は札幌でおそらくゆっくりみたら面白いのだろうが、今回は道東をゆっくり(といっても、ビュンビュンぐるぐる回ったが)回れて、とてもよい体感ができた。5泊の旅の記録を記していきたい。本当は写真を入れたいけど、膨大で編集する時間がないため、行ったところの解説は、僕の文章と、youtubeでわかりやすそうなものをペタペタと貼ってみた。参考になれば嬉しい。では、北海道道東の旅へいってらっしゃい(自分がいったのだが)。笑
day1 240819_日_北方民族文化・流氷をを知る_移動23.1km、移動距離29分
https://maps.app.goo.gl/EY8i7UHBrcqvfD9o7
10:10 福岡空港発
13:20 新千歳空港発
14:05 女満別空港着
14:35 オリックスレンタカー(次の目的地まで12分)
15:00 Rimo アイスクリーム(次の目的地まで10分)
15:30-16:30 道立北方民族博物館(次の目的地まで10分)
16:45-17:30 オホーツク流氷館(次の目的地まで10分)
17:45 ホテル網走湖荘
1日目。朝、佐賀の自宅を8時ころ出る。無事福岡空港から飛行機に乗り新千歳で、8月の盆すぎ、どのくらいの暑さかイマイチ想像がついてなかったが、新千歳の外に出たら、やはり福岡よりはだいぶ涼しかった。新千歳で乗り換えて女満別空港へ、飛行機から見える景色は畑や田んぼと山々がとても広く、北海道・東北特有の丸い屋根や、段々と角度をつけたガルバニウムの屋根がたくさんあって、北海道だなぁと感慨に耽る。女満別空港へおりたって、外に出ると、曇りというのもあって寒い!半袖一枚じゃちょっと厳しそうだったから薄手のパーカーを羽織る。そのままレンタカー屋へ直行する。レンタカー屋の意気の計らいで、車をコンパクトカーから、少しいいSUVに変えてくれていて、快適な車の旅がはじまる。
まずは、Rimoアイスクリームで、アイスクリームを。美味しかったが寒い。そのまま道立北方民族博物館へ。アイヌを中心に、ロシアやカナダなどの民族衣装や道具、狩の様子、生活の用具などを展示している。アザラシの狩の様子や、アイヌの暮らしの様子などの動画もとても面白かった。毛皮の衣類や、魚やアザラシの皮のパーカーのような衣類もあって、これがシャカシャカのパーカーの原型だなという実感を得れてよかった。現在で存在する全てのものは、どこかの民族が何かしらの必要性に駆られてつくった手仕事の道具から、量産品にどんどん進化していき、それが化学式で置き換えられ、大量生産の土壌にのったものだ。それには全てルーツがあると思っていて、民族、地域文化につながっていると僕は考えている。その一旦をたくさん見れたような気がした。
次にオホーツク流氷館へ。クリオネが見れるのと、-15度の部屋で実物の流氷を触れて体感できるというアクティビティがあった。-15度の世界では濡れたタオルをもらい、部分振り回したら固まるというものが。結構楽しかった。そして、-15度の世界は、坊主の僕には厳しすぎて長くいれなかった。もともと寒さには弱いから絶対北海道じゃ暮らせないなと実感した。オホーツク海と流氷の動画もあって、それもとても臨場感があって面白かった。クリオネは・・・小さかった。
この日は、昼の14時ころにはいったから、昼だけだったが、濃密な時間を過ごした。北方民族資料館は最高だった。
この日のインスタは下記
day2_240820_月_ゴールデンカムイを巡りアイヌを食し、シゲちゃんランドを堪能する旅
8:30 ホテル網走湖荘出発(次の目的地まで10分)
8:30 網走刑務所(次の目的地まで11分)
9:10-10:30 網走監獄(次の目的地まで1時間5分)
11:30-11:45 道の駅あいおい/クマヤキ(次の目的地まで3分)
11:50-13:00 シゲちゃんランド(次の目的地まで20分)
13:15-阿寒湖・ホテル御前水 手荷物預ける(ここから全て歩きでいける)
13:15-14:15 お土産や巡り:日川民芸店/民芸の店 わかつき/木彫の美鈴/熊の家
14:20-14:45 阿寒湖畔エコミュージアムセンター
15:00-16:10 阿寒湖クルーズ
18:30-民芸喫茶ポロンノ
20:00-阿寒湖畔ナイトウォーク
宿泊:ホテル御前水
朝起きて、ご飯を食べる。網走湖畔のホテル。バイキングだが、なんといくらが取り放題ではないか!!いくらが大好きなので、かけすぎないように、でもたくさんかけて食べた。あんまり朝ごはんは食べないのだが、美味しいので仕方ない。やっぱり北海道はいくらって安いの?安く手に入るの?こんなに食べて大丈夫なの?と思った。
まずは、ゴールデンカムイでお馴染みの網走監獄へ。あれ、網走監獄の場所を調べたら、川の側じゃなくて、山手になっている。ゴールデンカムイのアニメの中では軍が川から攻撃してくるシーンや、網走監獄の塀と川に挟まれた場所でのシーンなどがあり、網走監獄は山じゃない!!というのがインプットされていた。そこで網走刑務所に行ってみると、やっぱりここだった!現在の網走監獄の場所は旧網走刑務所の歴史的建物を移築したものらしい。現在の網走刑務所の内部の様子も網走監獄の場所にみれて、とても面白かった。アニメ好きの人たちのロケ地巡り、何が楽しいんだろう?と思ってたけど、実際その場所に来てみたら、この辺湿地だったのか!!とか、結構アニメのままだ!とか不覚にもテンションが上がってしまった。刑務所の方々がつくる生活用品の展示は時間が合わずにいけなかったが、刑務所は昔からものづくりの場所でもあって、久留米絣なども刑務所で織られていた時代もあって、刑期が重い人ほど、ものづくりの職人としての腕があがっていくという傾向などはとても面白い。
そして、いよいよ、網走監獄へ移動。ロケ地巡り的な意味合いもあるが、囚人の人たちの環境や食事、仕事などがリアルに展示していて、蝋人形なのか、等身大の人物展示がめちゃくちゃリアリティがあり、感覚にグッと入ってきて、怖くなった。特に、網走からの札幌までの森を切り開いて道をつくっていくプロジェクト(事業)では、人がたくさん死んだらしい。もちろん罪を犯した人たちではあるが、大変だったろうなと感じる。時代もまだ人権などが明確にない時代だから難しいよなと思いながら、網走監獄を後にする。
次に南に1時間くらい南下する。ずっとまっすぐの道をひたすら車で走る。相生の道の駅で名物「クマヤキ」をいただく。いわゆる回転焼きだ。クリームチーズやタピオカあんことか4種類くらいあって、1種類ずつ買っていただく。味はまー普通だが、熊の顔からガブっと食べて、熊を制圧した気持ちになれた。
その後、すぐ近くのシゲちゃんランドへ。ジモコロの柿次郎さんたちの記事や、いろんな人におもしろいところだよ!と聞いていて、結構アングラなアートの場所という印象を持って行ったが、一瞬赤い建物と「シゲちゃんランド」という胡散臭い、ディズニーランドをもじったような、地元のヤンキー(今の時代ヤンキーってもういないか。。。)がつけそうな名前だ。
だが、足を踏み入れて展示を見てみると、収集とコラージュを混ぜたような多様な作品が展示されている。敷地は整頓されていて、とても見やすい。収集物も、マスの大量生産のものから、北海道らしいものもあって、この地にいるアーティストなんだなと感じさせられる。作品は販売しておらず、入場料という形でペイしているのも面白かった。敷地の一番最初のところに小さな宝くじ売り場のような見張り小屋のようなものがあって、そこで入場料のやりとりしてた人がおそらく、シゲちゃんで、僕らが展示を見終わって帰る時は、お弁当を小屋の中で食べられていて、なんとも素朴なという印象だった。一度ちゃんと話してみたい人の上位にランクインした。
その後、まりも・まりもっこりで有名な阿寒湖に。阿寒湖の湖畔にはアイヌコタンという街があって、ゴールデンカムイにも出てくる(全てゴールデンカイム基準。笑)。そこは、阿寒湖の辺りに森や宿、そしてお土産屋さんもたくさんある。思ったよりも栄えている街だった。お土産やには木製品の商品が大量に置かれている。キーホルダーから、木彫りのフクロウや、魚や、そして僕の目当てはそう「木彫りの熊」だ!!いろんなお店を回りながら、店主の人たちから話を聞いていると、近年は木彫りの熊を彫る人はめっぽう減って、フクロウを掘っているらしい。
要するにどういうことかというと、ここは木彫り人形の産地であって、ターゲットは一見さんの観光客。木彫りの熊は一斉を風靡したが、何度も観光に来た人たちはもう持っていて、全然売れなくなった。だから、売れないものはつくらないから、フクロウや違う動物を掘るようになった。こういうことだと思う。とても面白いなと思うのでは、Casa BRUTUS(カーサ ブルータス) 2022年 1月号 [部屋と置物。] とかで木彫りの熊は特集され、全国的にみたら少しブーム化しているように思うが、この土地の木彫りの職人さんたちは、そういう情報は全くみてなくて、ひたすら一見さんを相手にしているから、木彫りの熊は売れないものという認知をしているということ。
もう一つ面白いなと思ったのは、ここは「観光・土産」というアウトプット先を持っている「木彫り産業インフラ」を有しているということ。木彫りというのは普通彫刻を学んだ人や、作家さんがやる手法で、産業にはなり得ないと自分は考えている。しかし、この土地の人は木で掘ることが目的で、それは生業だから、掘る媒体はなんでもよくて、熊が売れる時代は、熊を売るし、フクロウが売れるようになったらフクロウを売る。それだけのこと。この事実がとても面白い。結構精巧な掘りを施している木彫りの熊や、フクロウなども、5000円から5万円という、そう高価ではなない価格で取引されている。これは、作家さんが一つ一つつくったら、この値段でいくわけはない。やはり、ある程度の中量・大量に生産するからこそできる値段だなと思った。
結局民芸の店 わかつきで木彫りの熊を、日川民芸店でイナウを手に入れた。
その後は、阿寒湖畔エコミュージアムセンターにいって、阿寒湖クルーズをまわる。まりもは、正直そこまでグッとこなかった。面白い生態系だと思うが、なんとなくまりもっこりに引っ張られすぎて、違う価値になってそうな気はした。
夜は、アイヌ料理を食べれる民芸喫茶ポロンノに!じゃがいもを発酵させた食べ物やピザ、鱒のルイベや、ハスカップスカッシュなど、ここでしか食べれないものがたくさんあり、どれもめちゃくちゃ美味しかった!大満足!その後阿寒湖畔ナイトウォークに参加したが、光と森を歩くというのはいいんだけど、内容はもう少し深めのものを期待していたが、子供もいっぱい参加するし、内容はそんなに濃くはなかった。今後、でもこういう地域系プログラムが増えるんだろうな!と感じさせるものだった。
この日のインスタは下記
day3_240821_火_名もなき木彫り職人と出会い、道東の自然と触れる旅_移動距離306km、移動時間5時間38分
7:30-ホテル御前水アウト(次まで目的地まで45分)
8:30-8:45摩周温泉道の駅(次まで目的地まで20分)
9:10-9:40 硫黄山(次まで目的地まで15分)
10:00-11:00 屈斜路湖砂湯・佐野民芸(次まで目的地まで10分)
11:10-12:10 川湯温泉土産屋/栄泉堂・長井(次まで目的地まで25分)
12:40-13:00 さくらの滝/サクラマス川登(次まで目的地まで25分)
13:30-13:45 神の子池(次まで目的地まで30分)
14:15-15:00 牧舎/ランチ(次まで目的地まで40分)
15:00-16:00 サーモン科学館(次まで目的地まで1時間30分)
17:30-道の駅 知床らうす(次まで目的地まで10分)
17:40-18:10 熊の湯温泉(次まで目的地まで35分)
18:00-番屋(次まで目的地まで50分)
20:00-来運水の学校
3日目この日は、移動距離が300kmを超えるということで、朝早くに家を出る。北海道広い!!まずは摩周温泉道の駅に。あんまり写真とってないけど、この道の駅はよかった。地元の野菜がうってて、ぷよぷよしたトマトを買ったり、ジャガイモの品種毎の年間でこんなのが出るよという表があったり、道の駅って、ほんとそれぞれで、担当者とかその地域の色があって面白いよね、初めてくる人にとっては。
この日はどう回るか迷いながら、朝っぱらから空いてるところあんまりないから、硫黄山へ。黄色い硫黄が噴き出ている情景は、思ったより勢いがあって、匂いもするし、熱いし写真じゃ伝わらない迫力があった。ぜひここは行ってほしい。
それから、屈斜路湖砂湯に。湖のそばの砂を掘ったら、あったかい砂とともに、温泉が出てくるから(めちゃめちゃ熱い!)湖の水と混ぜながら、足湯をするというスポット。子供はそこでひたすら砂を掘っていた。その間に、僕は横の売店をぶらぶらと見る。ネッシーのパクリの屈斜路湖のクッシー人形とかが、地味によくて欲しかったけど却下。売店の中に入っている佐野民芸という木彫りのおじさんのコーナーがとてもよくて、色々話を聞いている。木彫りの熊をもう40年ほどやってたが、近年は木彫りの熊は売れなくなったらフクロウとか、魚とかを掘っている。「もう木彫りの熊は掘りたくない」とおしゃっていた。その屈斜路湖に生息する魚とかの木彫りと絵付けのクオリティがすごくよくて、ここでオショロコマという屈斜路湖の魚と、姫鱒の産卵期の赤く色づいたものを表現した木彫りの作品を購入。めちゃくちゃ気に入っている。思ったより、ここで時間がかかってしまった!次を急がねば!今日は移動が多いのだ。
と思いながら、移動していたら、川湯温泉という寂れた温泉街の道端に「熊」と書いてる土産屋が。気になって気になって仕方なくなって、入ったら、おじさんが一人でなんでもつくってる、変な土産屋だった。めちゃくちゃクオリティが高いものから、10年くらいこれホコリ被っているだろうというものまで、さまざま。ものづくりがこの人は好きなんだな、それしかやらないんだなと思わせる人。色々実験をしていてよかった。「これとてもよくできてますね」と木彫りの熊を褒めると「そりゃーこれで食ってるからね、俺はプロだから」と堂々とおしゃっていて、おもしろいおじさんだなと思いながら、色々話した。木彫りの熊の小さなものと、熊鈴を買ったら、なんか変なクマの爪のキーホルダーとかくれて困った。笑
そして、もっとカオスだったのが、その熊の前の土産屋・栄泉堂。85歳と言ってたかな、乳母車を推してる(足が悪い)おじいちゃんが出てきて、僕らが店内を物色してると、色々進めてくる。そこまで悪いものはなくて、全体的に悪くないのだが、買う決めてになるものはなく、迷っていたら「隣に古道具の倉庫もあるから見ていくかい?」というクエストというか、イベントがはじまった。出た!地方あるあるのロープレだ。わかる人には紹介する裏メニュー。
裏に回ってみると、ボロボロの看板。でも、鍵が空いてなかった。
「あれ、開いてなかったですけど?」というと「ちょっとまちな」といわれ、おじいちゃんが鍵を持ってきてくれた。自分のお店なんかい!とツッコミを入れて、その店の中を見てみると、めちゃくちゃいい品がたくさん。そこで何個か買ってしまった。掘り出し物素晴らしい。オーナーは福山出身の方で、もう亡くなっているのかどうかわからないが、おじいちゃんも近年脳梗塞を患ってしまったらしく、もうそろそろ辞めたいとおしゃっていた。とてもいい店だけど、やっぱり売り手も高齢化しているのだなと実感。
また、時間を費やしてしまった!この屈斜路湖と川湯温泉でゆうに1時間は超過して、少し先を急ぐことに。といいつつ、屈斜路湖の佐野民芸のおじさんに、さくらの滝という、この時期はサクラマスが川上りをしているところが見れるから、そこはぜひ行ったほうがいいよと教えてもらい、行ってみた。動画が落ちてたから貼っておくけど、めちゃくちゃよかった。3000匹ほどが滝登りに挑戦して300匹ほどが登れるらしい。登れるポイントと条件があるようで、実際みたけど、かなり難しそうだった。川下には、サクラマスが行列をなして滝登りの順番を待っていた。
そして、次は神の子池に。 独特の深みのある青色は、不純物が入り込まない透明度の高さと、水深が深く光の反射が少ないこととが相まって作り出されるということらしい。
その後、サーモン科学館へ行く途中で、牧舎という牧場がやってるレストランでカレーを食べて、あとはひたすらサーモン科学館へ移動。サーモンを真面目に考えたことなかったし、ちゃんと生態とかわかってなかったけど、サーモンを中心に鱒とかチョウザメとか色々みれて楽しかった。チョウザメに手を噛ませるというアクティビティがあるけど、怖くてできなかった。笑
それが終わって、また大移動!羅臼の道の駅にちょっと寄って、熊の湯温泉へ!地元の人たちと一緒に超高温の温泉に入る。水を浴びて、入って。とても気持ちが良かった。色々マナーとかもあるから、地元の人に迷惑をかけないように入ってね。僕はめちゃくちゃ好きだった。熱いけど。笑
宿泊は、来運水の学校へ。横にある来運神社がめちゃくちゃ気持ちが良かった。この神社はぜひ行ってもらいたい。そして、水もめちゃくちゃ美味しかった。たくさんの人が水汲みにきていた。
この日のインスタは下記
day4_240822_水_dotdotoの中西さん、蝦夷丸さんと話す旅_移動距離218km、移動時間4時間02分
7:30-8:00 来運水水のカフェでお茶(次の目的地まで20分)
8:30-9:00 久科原生花園・オホーツク海(次の目的地まで3分)
9:10-10:00 知床博物館(次の目的地まで1分)
10:00-11:00 北のアルプ美術館(次の目的地まで25分)
11:30-11:45 道の駅 葉菜野花(はなやか)小清水/monbel(次の目的地まで15分)
12:00-12:15 uminoba(次の目的地まで1時間5分)
13:15-15:00 味覚園/dotdoto中西さんと焼肉(次の目的地まで40分)
15:40-16:20 山の水族館(次の目的地まで10分)
16:30-17:10 塩別つるつる温泉(次の目的地まで1時間20分)
18:30- ANSHINDO/KINUBARI COFFEE / 蝦夷丸(絹張)さんとご飯
宿:ANSHINDO
この日は、来運水の学校で目覚めて、なんと朝7:00からカフェが空いていて、ベトナムコーヒーとチャイとかを出している半屋外のカフェに。僕はチャイをいただいたのだが、スパイスがとても効いていて、甘くなくめちゃくちゃ好みだった。来運神社にこどもとお参りにいって、水を汲んで、宿をあとに。
久科原生花園にいったが、色々植物がある時期ではなく、横がすぐオホーツク海で、いったら、釣りをしている人がいたり(サーモン、まだこの時期は解禁していないらしく、多分アウトだろうということ。笑)、鳥がいっぱいいたり、なんかまた九州の日本海と違った、少し雄大で怖い感じを受けた。でも、晴れていて、とても気持ちが良かった。
少し時間があったので、知床博物館が9:00から開いてたので、行ってみた。なんとなく寄ったのだが、ここがめちゃくちゃよくて、いろんな北海道の動物や鳥、魚の剥製がどあああああっと置いてある。どれもすごく近くでみれて、リアリティが半端なかった。めちゃくちゃひっそりやっていて、もっと宣伝をして、いろんな人が見た方がよい博物館だ。
そして、すぐ近くの北のアルプ美術館へ。ここも、素晴らしすぎた雑誌アルプのイラストを手がけたアーティストの作品や哲学者の串田孫一の思想や、当時の部屋など丁寧に飾ってある美術館で、なんと入場無料!展示の方法も素晴らしく、めちゃくちゃ感動して、版画の作品もめちゃくちゃいいのがあったので、何点か購入。おそるべし北海道の美術館・博物館。
道の駅 葉菜野花にいって、少しジャガイモのフリットしたおやつを食べuminobaさんへ。地域の食を扱っていたり、塩ソフトがとても美味しかった。そこから、北見の味覚園へ。北海道の道東をぐるぐるまわっていて、ずっと田舎だったが、北見は都会だった。そして焼肉の街でもあるらしく、dotdotoの中西さんと焼肉ランチ。中西さんたちの今後の動きをあれこれ聞いて意見交換をする。短い時間だったけど、とても面白かった。デザイナーやクリエイターが地域でどうやって商いをしていくのか?今後社会にどういう影響を及ぼしていけるのか、片鱗が見えたような気がする。dotdotoというメディアから、今後人や仕事、ものを動かしていく動きが見えてくるかもしれない!ソフトの人はハードも、ハードの人はソフトもやらないといけない時代だなーとつくづく感じた。
下の二つは焼肉コンテンツ。笑
そこからまた移動!山の水族館では、山の中の水族館ということで、北海道の川の魚を中心に。こどもがなぜかイトウが好きになって、イトウTシャツを買ってた。笑 この山の水族館はクリエイティブが素晴らしく、展示方法がドラクエみたいな吹き出しになってたり、魚の特性を知ってもらう工夫があちこちにしていて、とても素晴らしいなと感じた。
その後塩別つるつる温泉で上川のANSHINDOへ。ANSHINDOは上川町で、蝦夷丸(絹張)さんがやってる宿とシェアオフィス、バー、ホステル、そして近くのKINUBARI COFFEEもやっている。人口4千人弱の町で、いろんな事業を展開していて、その考え方や、今後どうしていこうとしているかを色々聞いた。僕らも福岡の八女という人口7万の土地で事業を12年やっているが、北海道はまた全然環境が違って、人口はもっと少なくて、まちによって状況は全然違う。その中でどういう手を打っていくのか?どうまちと向き合っていくかは課題だ。3階建のビルを回収して、1Fがバー、2Fがホステル、3Fがシェアオフィスという設計。改修は長野諏訪のリビルディングセンターも入り、めちゃくちゃいい感じだった。夜は、インターンの子や、蝦夷丸さんの仲間たちも集まってくれて一緒にご飯を食べて色々と意見交換した。教育や政治、地域おこし、宿など、いろんな角度で興味を持っている人たちが集まっていて、それが融合しはじめている感じはした。
この日のインスタは下記
day5_240823_木_旭川家具、彫刻、化粧品、デザインを見る旅_移動距離251km、移動時間4時間21分
8:40 ANSHINDO出発(次の目的地まで40分)
9:30-11:30 旭川市旭山動物園(次の目的地まで20分)
12:00-12:15 北の住まい設計社(次の目的地まで30分)
12:30-14:00 旭川デザインセンター(次の目的地まで1時間5分)
15:00-15:20 みんなの工場(SHIRO)(次の目的地まで20分)
15:40-16:10 安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄(次の目的地まで1時間)
17:00-17:30 モエレ沼公園(次の目的地まで30分)
18:20-19:00 D&DEPARTMENT SAPPORO by 3KG(次の目的地まで15分)
19:30- 寶龍総本店(ラーメン)
宿:ホテルマイステイズプレミア札幌パーク
この日は、上川から旭川、札幌と、250kmほどの移動。毎日結構動いたな。朝は旭川市旭山動物園に。めちゃくちゃ楽しかった。個人的にはアザラシ、テナガザル、カバがよかった。アザラシのごまちゃんって、なんで人気なのだろう?とずっと疑問だったが、現物を見たら、アザラシってめちゃくちゃ可愛い顔をしていて萌えるんだなと思った。癒し効果あるなあれは。テナガザルは、とにかくひょいひょい飛んでいてすごい。カバはでかいし、なんか楽しい。絵本とかにも色々出てくる題材になる理由がわかった。こどもが、でっかいアザラシのぬいぐるみ買ってた。
その後北の住まい設計社に少しよって移動。旭川デザインセンターへ。旭川はれっきとした家具の産地。さまざまなメーカーが存在し、デザインコンペを毎年やって、世界中のデザイナーと組みながら家具のデザインにチャレンジしてきた産地として有名で、一度ちゃんと見たかったから実際にいけてよかった。
そっから1時間くらい移動し、化粧品のSHIROがやってるみんなの工場へ。辺鄙な場所にあるが、めちゃくちゃ若者がいて、どっからこんな人来るんだ!!というくらいごったがいしていた。びっくり。種類が多すぎて、どう選んでいいかわからずにモゴモゴして帰ったが、ああいう製造現場を見せながら、アレンジや体験、すごすことができる施設は、今後重要になるだろうな。あれは、あれで村化だな。
そして、念願の安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄へ。大学のころから気になっていて、安田侃さんの作品は、六本木ミッドタウンの地下の作品がめちゃくちゃ好きで、他にも作品みたいなと思っていたが、めちゃくちゃ良かった。自然の中にどんとある彫刻は、心躍るし、それを起点に佇みたくなる装置になっている。最高だった。
移動で、時間押し押しだが、強行でモエレ沼公園に。めちゃくちゃ雨が降ってきて、結局公園をゆっくりは見れなかったがピラミッドの建築の中に入れて、展示とかはもう時間的に終わっていたけど、建物と公園を体感できたのは大きかった。イサムノグチ偉大だ。
そして、またまた急いで移動してD&DEPARTMENT SAPPORO by 3KGに。庭という雑誌を買ったり、昆布の特集の書籍かったり、他のDにはない北海道独自のものも結構あって、とても楽しかった。
そして、ついに最終日のホテルに。チェックインして、近くでラーメン食べて終わり。5日間、とにかく移動しまくって、会える人には会って、みるものはみた詰め詰め北海道旅行だった。とても楽しゅうございました。写真はスマホの形式がjpegじゃなくて、それに変換するのとか大変で、断念した。youtubeで貼れるやつはペタペタはってるので、ぜひみてね。
この日のインスタは下記
day6_240824_金_移動日、帰宅_省略
7:40 ホテル・札幌市内アウト(移動1時間)
8:50 ヤマト運輸 千歳営業所 お土産梱包発送
9:20 レンタカー返し、新千歳空港
11:30 新千歳発 → 羽田空港 → 福岡空港
この日は移動日なので省略。インスタは下記