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三叉路を幻想的に描く「Y字路」シリーズは、国際的にも高い評価を得る著者の代表作である。全150点余の作品を年代順に集成して、制作過程を明らかにする写真やスケッチ等の資料を加えた決定版。記憶や夢のイメージの重層が様々なバリエーションを生み出し、過去・現在・未来が出会い、分かれていく、絵画の冒険!
横尾忠則のY字路研究
展示会の名前ポップ!!
Y字路の映えの発見
横尾忠則さんの視点の発見の素晴らしさがわかる。Y字路は、ただのY字路である。でも、それを題材に選び、探し、書き続けることによって、コレクションになっていく。価値が出てくる。これが不思議なところだ。横尾忠則さんの作品はコンセプトがある。面白い。
横尾忠則:wikiより
横尾忠則(よこお ただのり、1936年6月27日 – )は、日本の美術家、グラフィックデザイナー、版画家、作家。
兵庫県西脇市出身。20歳までを西脇で過ごす。幼少期に西脇でさまざまな超常現象を経験。死の世界に憧れを抱く。神戸新聞社にてグラフィックデザイナーとして活動後、独立。三島由紀夫に出会い三島の「聖俗一体」的言動に触発される。1970年の三島の死をきっかけにその後の15年間をオカルティズムや神秘主義まで包括した精神世界に傾斜してゆくが、それらが大いなる錯覚だったと気づき「私」の探求の延長線上で絵画に出会う。精神世界と絵画は全く別の存在だと考えていたが、後にこの両者が自分すら知らない深いところで結びついていると感じるに至る。向田邦子脚本によるテレビドラマ『寺内貫太郎一家』(1974年・TBS)では、倉田という謎の多い人物を演じた。1980年7月にニューヨーク近代美術館にて開催されたピカソ展に衝撃を受け、その後、画家宣言。以来、美術家としてさまざまな作品制作に携わる。
2019年9月-12月にかけて、83歳の横尾は自らのキュレーションによる『自我自損』展を開催。「自我自損」は、エゴに固執すると損をするという意味の造語だが、ここで横尾は徹底した自己否定をキュレーションし、異なる作風の作品を一堂に集めて見せ「私は自作を説明することは好みません。従って見どころは見る側の問題で、私作者の問題ではありません」と発言。一貫したテーマである「自我からの開放」を表現。展示作品を選んだ基準はその日の「気分」であった。多大な影響を受けた三島由紀夫をテーマとした作品のほか、 2018年に画材を持った美術館の職員が現場に30分遅刻し、「制作意欲を削がれた」として立腹。宿泊先へ引き揚げ、展覧会は延期になって話題になった”事件”を報じた朝日新聞の切り抜きをÝ字路前にかざして見せるカリカチュアライズされた作品なども見られた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E5%B0%BE%E5%BF%A0%E5%89%87