ホゲットは長崎西海で刺繍の工場としてスポーツチームや学校・企業のオリジナルユニフォームやグッズ制作に携わってきた山﨑マークが、工場の前にカフェと文化編集・発信拠点を創設。建築は長崎のINTERMEDIA佐々木翔さん、佐々木千鶴さん。施工は村岡建築さん。カフェをベースに、工作機を少し使えたり、イベントスペースとしての運用も行っている。建築の概要はアーキテクチャーフォトでも。
ちょっと概念的に書いたけど、コーヒーのめるよ。気軽に。輪投げとかもあって、子供とできるよ。
ホゲットweb:https://hoget.jp
山﨑マークweb:https://www.yamasaki-mark.jp
architecturephotoの記事:https://architecturephoto.net/154664/
ホゲットってなんだ?ロゴの意味も含め
「ホゲット」の名は、西海市大瀬戸町にある国指定史跡〈ホゲット石鍋製作遺跡〉に由来します。石鍋とは、西海市がある西彼杵(にしそのぎ)半島で産出される「滑石(かっせき)」という石を使って作られていた鍋のこと。滑石は非常に柔らかく、加工が容易で、まだ鉄製の鍋を量産することが難しかった平安時代末期から室町時代、北は青森、南は琉球列島まで、ここ西彼杵半島で作られた石鍋が輸出されていたといいます。
石鍋製作所跡は福岡県や山口県でも確認されるものの、規模・数ともに西彼杵半島の石鍋製作所跡が全国随一。西彼杵半島は「牛一頭に石鍋四つ」とされるほど貴重で高価なものだった石鍋の、一大生産地だったのです。
古代末期から約五百年にわたって使われ続けた石鍋は、鉄鍋の普及や生活様式の変化によって、戦国時代、その歴史に幕を閉じました。そして現在も当時のままの姿で時を止めたまま、
ひっそりと、西彼杵半島の山中に、眠り続けているのです……。今ではすっかり忘れ去られた石鍋の歴史。しかし、この地の山を歩けば今でもすぐに見つかる一千年前の石鍋に、西海に根付くものづくりの精神、素朴でプリミティブ(原始的)な魅力を感じずにはいられません。
わたしたちはこの象徴的な「西海の石鍋」を旗印として、西海の知られざる魅力を再発見・再編集し、ここ〈HOGET・ホゲット〉から届けていきます。
https://hoget.jp/about/
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コーン、かわいい。
写真引用1:ホゲットwebサイトより
写真引用2:ホゲットwebサイトより