- 不安でたまらくなり、休みはじめる
- 「うつ」について調べ始める
- アドラーは教訓を教えてくれる!が自分は切り替えることができなかった
- 適応障害とはどういう状態なのか?
- すぐ復帰はできず、抗うつ薬をのみはじめる(抗うつ薬とは何か?)
- 治療の方法は大きく3つ!!薬・認知行動療法・マインドフルネス
- マインドフルネスって怪しいの何?ルーツは仏教にあり
- ビジネス界隈でなぜマインドフルネスが流行ったのか?
- 禅師たちの哲学やマインド動画
- 座禅の方法(マインドフルネス瞑想とはまた少し違うので)
- 永平寺の座禅・朝のお勤め体験
- 適応障害からうつ病へ
- うつ病の治るプロセスと期間(あくまでもパターン・個別で違う)
- 随時状況を追記してみよう
- (おまけ)精神科の先生の診療方法
- この期間に購入した本と、思考の流れ。
不安でたまらくなり、休みはじめる
僕は会社を経営していた。2022年9月、いくつかのきっかけがあり、気掛かりの要素が不安で不安でたまらなくなり、眠れなくなって睡眠不足に陥った。そして、食欲がなくなり、食べ物が喉を通らなくなった。仕事はバリバリとやっていたが、講演の内容を構成できない、覚えないといけない事象を覚えることができない、会議にずっと座っていられないという現象が起き、職場の人から少し休みなさいと言われ、数日間休む。1週間ほど休んで復帰するつもりだったが、全然体調も改善せず、向こう1ヶ月以上入っていた予定を全てキャンセルする。それが10月前半だったように記憶している。
「うつ」について調べ始める
全ての予定をキャンセルすると、暇になるから、色々次のことを考えることができると思っていたが、大間違い、朝全く起きれなくなって、昼も起きれなくなる。父と弟が医者をしており相談すると、適応障害のような症状だね、自分の気持ちに整理しながら休むしかないね、それから考えなさい。と言われ、1ヶ月ほど休む決断をする。とりあえず、自分の状態について知りたいからいろんな本を読んだり(起きて読める時は)、ネットで調べたりする。
まず読んだのはうつ病がよくわかる本: うつ病の本質・うつ病からの立ち直り方・うつ病のあるべき治療_ 鍋田恭孝 (著)この本。この本には、うつ病のタイプや、どういうときにうつ病になりやすいのか?どのような養育環境がうつ病のなりやすさを助長するのか?そして発症のメカニズム、問題解決のアプローチなど結構専門的にも書かれていた。一番最初に手にとった本だが、わりと客観的に書かれていて、参考になった。ただ、理解できたとしても、対処はできなかった。
アドラーは教訓を教えてくれる!が自分は切り替えることができなかった
それから、心理的な面からもアプローチしてみようとアドラーを読んだ。嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え、幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えII。この上下二巻。これは、超ざっくり言うと、過去に囚われず、現在を生きよ。ということだと思うが、頭では理解できた。が思考はぐるぐる回っている。頭で理解できることと、実践することは違う。自分を責めて、責めて、責め尽くすのがうつ病の特徴でもあると思う。この王道の2冊から、なぜ心は病むのか―いつも不安なひとの心理、生きる勇気を読む。苦しみから抜け出す方法は他者を喜ばせること、人間の本質は他者を喜ばせることだ。的なことがこれらの本には書いてあった。なるほどそうかと納得する。本を読んだ瞬間は納得しながら、寝る時はなぜか不安に苛まれ、起きたら何もやる気がでないということをくりかえす。そうして、3ヶ月は、ほぼ家から出ず、誰にも合わず、ぐるぐると頭が回り続けながら日々をやりすごしていた。1ヶ月ほど同じ寝て起きてを繰り返していると、食事がとれるようになってきて、体重が戻る。昼間は動画を見たり、本を見たりしていた。いくつか参考になる動画もあったので貼っておこうとおもう。
適応障害とはどういう状態なのか?
まずは、適応障害について。早稲田メンタルクリニックという精神病院の益田祐介さんの動画が解説しているのがわかりやすい。
すぐ復帰はできず、抗うつ薬をのみはじめる(抗うつ薬とは何か?)
休み初めて1ヶ月くらいで復帰する予定だったが、予想とは反して全く復帰できず、弟の診療所を訪れ診断してもらう。ただの気分の落ち込みくらいに思っていたが、やはり適応障害だねということで、そのまま休んで治るということはなさそうだったので、薬を飲み始める。抗うつ薬だ。抗うつ薬の役割はセロトニンを増やしましょうというやつだ。僕の場合はミルタザピンという薬で、15mg/日からはじまり半年くらいは45mg/日飲んでいて、2023年12月から30mg/日、2024年1月半ばから15mg/日に減らしている。(記事を書いているのが2023年1月末)
そんなこんなで、3ヶ月くらい、薬を飲みながら、家から出ずにひたすら休んでいた。僕はわりとワーカホリックなところがあったので、年明け2023年の1月からは仕事に出たいと思っていた。体重は結構増えて、精神は正直安定したかどうかはわからなかったんだが、1月にいくつか仕事に出てみた。が全然回復してないことが、わかって再び休み始める。また寝ては起きて、寝ては起きての日々がはじまる。このころから少し散歩をするようになる。でも、散歩をしながらも頭はぐるぐる。今考えてもあまりいい状態ではないかなと思う。山に登ってみたり、映画を見に行ってみたりするが、全然気分は変わらず、頭はぐるぐる回っていた。
治療の方法は大きく3つ!!薬・認知行動療法・マインドフルネス
弟に月1回はみてもらって、治し方としては休養というのを基本におきながら、大きくは3つだと。1つは薬だ。これは、やりはじめた。2つめは認知行動療法と呼ばれるもの。認知の歪みや、思考の癖などを再認識しながら、生活を記録して見直していく方法だと僕は認識している。日記や生活習慣の記録をつけてみる。3つめはマインドフルネス。マインドフルネス?ビジネス界隈でもよく聞くようになって、禅とかのイメージあるけれど、なんのこっちゃ?と思い、また調べてみる。ここから、僕はマインドフルネス紐解きモードに入っていく。
マインドフルネスって怪しいの何?ルーツは仏教にあり
マインドフルネスのルーツは仏教にあり、禅にあるということがわかってきた。約2500年前に行なった仏教は、500年ほどは口伝でその教えは弟子たちに伝えられ、そこで経典化され、解釈の違いで大乗仏教と小乗仏教(上座部仏教)に分かれていく。(ちなみに、インドから中国に経典が持っていかれた話はコテンラジオの三蔵法師・玄奘の回を聞いてもらいたい。さらに、中国から日本に仏教がひろまっていくきっかけともなる最澄空海の話も面白い。※COTENは福岡の会社で歴史データベースをつくろうとしている会社です)上座部仏教はスリランカ、ミャンマーなどがそうである。そこから中国を経由して日本に伝わることになる。
そして、今全世界的に「zen」ブームだ。その発祥はアメリカにあって、日本人の鈴木大拙(著書全般はこちら)の禅と日本文化 (岩波新書)が、世界中で読まれて禅は広がった。同時に曹洞宗の禅僧・鈴木俊隆がアメリカで禅を広める活動を行い、それがアメリカの西海岸のカウンターカルチャー・ヒッピー文化と結びつき禅が隆起していく。その様子は鈴木俊隆さんのデイヴィット・チャドウィック まがったキュウリ―鈴木俊隆の生涯と禅の教えに記してあり、これは鈴木俊隆さんの生き様を追える壮大な物語なので、ぜひ読んでほしい。
編集には、曹洞宗の独立系僧侶の藤田一照さんが関わっている。藤田一照さんの著書は全て面白いので、ぜひ読んでみてほしい。そう、少し話がズレたがこの鈴木俊隆さんがアメリカで出版した[新訳]禅マインド ビギナーズ・マインドという本が、zenがさらにアメリカ、世界中に広がった所以でもある。アップルのスティーブ・ジョブスも影響を受けた!という本である。鈴木大拙さんと、鈴木俊隆さんは、別に血縁があるわけではないが、ビックスズキ、リトルスズキ(鈴木俊隆さんはとても背が小さかった)と呼ばれ、zenを世界に広めた人としてよく知られている。
マインドフルネスから少し遠かったが、禅は坐禅を組み、頭を空っぽにして呼吸に集中するという特徴がある。宗派などによっても、解釈は少しずつ違うが、仏教の中での位置付けも、簡単に説明するとこのようなことだと思う。
ビジネス界隈でなぜマインドフルネスが流行ったのか?
今、ビジネス界隈でマインドフルネスがブームになったのは、医学的なエビデンスがとれたからである。僕も医者である弟から「マインドフルネス」という胡散臭い言葉が治療方法として出たことに、多少不信感を覚えた。しかし、それは医学的に良いとエビデンスがとれたからである。
アメリカのマサチューセッツ大学医学大学院のジョン・カバット・ジンさんが、禅と西洋科学と融合させた。生命力がよみがえる瞑想健康法―“こころ”と“からだ”のリフレッシュ、マインドフルネスストレス低減法、この2冊がベストセラーになり、ビジネス界・医療業界に広まる一つの要因として考えることができる。
そして、アメリカには、日本から渡っていく禅と別に、ベトナムの仏教僧ティク・ナット・ハンや、他の仏教僧も活動をしており、日本の禅は不立文字と言われ、ただ何も言わず、聞かず、坐禅をすれば、全てわかる。というどちらかというと厳しい教えに対して、ティク・ナット・ハンは温和に坐禅の意味などを説いていっている。プラムビレッジの活動なども有名である。
ま、色々すっ飛ばしてはいるのだが、インドの仏教が、経由をしながらアメリカに伝わり、それが西洋科学・医学と結びつき、座って頭をからっぽにすることが脳にいいというエビデンスから、マインドフルネスへと変化し、それが、脳病と言われる適応障害・うつ病に効果があると言われ、治療の一つの方法として提示されているわけだ。ここまでいろんな本とか読んだけど、とても面白かった。結論から言うと、自分もいろんなお寺の座禅会などにもいったが、僕自身はこの方法で治ることはなかった。それは、根本的な自分の中の原因は、頭をからっぽにしても、坐禅をしても変わることなくそこに居続け切り替えることができなかったから。素直な人は、確かに効果を得れるかもしれない。相性のようなものもあると思う。僕の場合は、仕事を一旦区切って辞めるという判断をして、次に進めるように思えたようだ。せっかくだから、いくつかyoutubeを貼っておこうと思う。
禅師たちの哲学やマインド動画
鈴木大拙 NHK婦人の時間 聞き手犬養道子:宗教とは何か?という問いに答えている。
鈴木俊隆さんは、英語での説法が独特で人を惹きつけたという。日本語での説教は面白くないらしい。笑
藤田一照さんのこと。臨済宗円覚寺派の管長横田南嶺氏との対談。横田南嶺さんもいろんな本書いてて面白い。ちなみに、横田南嶺さんの坐禅の仕方の動画もわかりやすい。ティクナットハン死との出会いと教えもでてくるから、ぜひ其の二と、三もみてほしい。
座禅の方法(マインドフルネス瞑想とはまた少し違うので)
初めての坐禅。鎌倉の円覚寺で座禅会もやってるから、興味ある関東の人はいってみてください。自分も一回参加して、とてもよかったです。若い人から老若男女、海外の人もいるので、初心者の人でも安心していけると思います。
藤田一照さんの坐禅指導。こちらもまたわかりやすい。理論を入れたい人はこちら。結構座禅会でも、何も言われず、ただみんなで座って「?」となることもあるので、この辺は見たら理屈っぽい人は納得できるのかもしれない。
あとは、日本仏教の特徴や流れでいうと、ドイツ人のネルケ無方さんや山下良道さんの本もおすすめ。山下良道さんの本はhowtoみたいになってるから、ちょっとまた違うかもしれないけど、哲学する仏教-内山興正老師の思索をめぐってという本が仏教が日本に伝わって、どこにいくのか?というところでは、面白い議論をしているので、読んでみてほしい。興味ある人は。最後に永平寺の日々の動画をはっときます。
と、長々と、書いた。そして、自分もいろんなお寺にいったり、坐禅とかもやってみたけど、自分はそこまでそれによって悟りを開いたとか、効果があったとかは、なかった。笑 でも、いろんなところに行って体を動かしたりしたのはよかったなとは思う。そして、坐禅のために足を組むが、身体が硬すぎて足が組めなかったけど、これを機にストレッチするようになり、足を組めるようになったという功績は大きい。笑
永平寺の座禅・朝のお勤め体験
ちなみに、永平寺の座禅体験、朝のお勤め体験がある宿はとてもおすすめ。ご飯も精進料理があってとても体験がよい。ふるさと納税あるので興味ある方は。【ふるさと納税】永平寺 親禅の宿 柏樹関 宿泊券(1室2名様)【基本料理コース】 / 永平寺町 チケット ペア 旅行 トラベル
いろいろ飛んだが、結論から言うと、マインドフルネスは効果がある人は効果はあるだろう。僕にとっては、それが根本的な治療や治癒につながらなかった。それは、根本的な僕の気持ちとしての原因を取り除けていなかったからだろう。これは外的な問題ではなくて、内的な問題だから、結果的に変わらなかった。
適応障害からうつ病へ
長くなったが、僕は適応障害という診断から、3ヶ月-6ヶ月ほど経って症状が改善されていかないから、うつ病という診断に変わった。弟に半年ほどみてもらっていたが、身内だし、言いにくいこともあるだろうと思い、別の精神病院を紹介してもらい、そこで今はみてもらっている(月1回)。適応障害とうつ病というのは、どう違うのだろうか?
この動画がわかりやすいように思う。うつ状態と、適応障害、うつ病などを整理している。僕は適応障害という診断を受けたあとに、一定期間うつ状態が持続していたので、うつ病という診断になり、半年ほどたった時点で、転院し、今(2024年2月)も月に1回、精神病院に通っている。そして、うつ病の治療の流れからの今の状況は、回復期にはあると思う。
うつ病の治るプロセスと期間(あくまでもパターン・個別で違う)
うつ病の回復・治療の流れは上記の動画がわかりやすい。動画を一部スクリーンショットさせてもらうと、下記のような流れですね。
僕は2023年の1月に一度復職に失敗し、7月ころ、もういいだろうと判断し復職したが、また休んでしまった(よくあることらしい、復帰が早すぎるということ)。図でいうと、1月はまだ急性期、7月は回復期の入り口くらいだったんだろう。症状は本当に人それぞれで、回復早い人もいれば、長引く人もいる。僕の場合、体感としては、この図よりも少し長いように思う。それは、ずるずると色々仕事や感情を引きずっているからだろう。7月に復職した時点で少し知人などにも会った。秋田のYさんと話した時に、その人もうつ病の経験があって、僕と話したところ、まだ全然よくなってないじゃん!と思ってくれたらしく、コーチングのプロを半ば強引に紹介された。正直コーチングなどを全く信用していなかったが、その紹介いただいた方は、何も判断せず、傾聴型のコーチングで壁となり深めていくタイプのコーチング。僕はそのコーチングを1ヶ月ほど受けて、仕事に復帰しなければ、復帰しなければと追い込んでいたが、実はもう違う道を進みたいと思っていることに気づいてきた。結論的に言うと、いろんなタイミングがあり、うなぎの寝床の代表はおりる決断をする。このコーチングがなければ、おそらく判断できてなかっただろう。Yさんと、コーチのOさんに非常に感謝している。
正直に言えば、これを書いている2024年2月前半、まだ完全に回復したとは言い切れない。今後どうなるかもわからない。しかし、このように文章を書いたりすることができるようになったことだけでも、よくなったと言えるじゃないかなとは思う。
2022年9月からはじまったうつ病は、2024年の1月から医者と相談し、少しずつ薬も減らし始めた。今からどのような仕事をやっていくかは未知数だが、一つ一つやってみようとは思っている。
随時状況を追記してみよう
(2024年9月8日追記)2024年の5月に、精神科の先生から「もう薬は必要ありませんね。」とお墨付きをもらい、薬をやめる。M&Aという大きな決断とストレスもあったが、それが終わって症状はやわらいだ。そして、現在9月なので、そこから4ヶ月が経つが、今はやらないことを決めたり、次のステップに自分も進めて、今の所安定した精神状態で日々過ごすことができている。毎日のストレッチと筋トレも習慣化し、38年間朝起きれなかったのだが、薬をやめたら、毎日必ず6時に目が覚めるという、おじいちゃんみたいな体になった。これによって、夜は必然的に12時ころには寝るようになった。体と心は密接につながっている。とても面白い現象だなと思う。また、気づいた時に追記してみようと思う。
(おまけ)精神科の先生の診療方法
この動画を貼りまくってる早稲田メンタルクリニックの益田さんの精神科医の本音_益田裕介という本も面白く、実際精神病院にかかると、初診はとても長く話を聞いてくれるけれど、それ以降は診察は大体5分くらいで終わって、なんでもっと聞いてくれないんだ!という気持ちになるが、この本にその精神科の収益構造や国に医療報酬の体系から、5分みても30分みても同じだから、経営上5分プラスアルファ必要なことを聞いたら、なるべく人数を回すことにインセンティブが働くことがわかった。その中でちゃんと読み取ろうともちろんしているお医者さんもいるが、適当に流してる人もいるから、自分にあった病院を見つけるのも大事なことなのだろうと思う。益田さんは、診療の中だけでは病気の概要等詳しく説明できないので、紙にプリントして渡していたが、youtubeにあげてよ。という患者のリクエストからyoutubeを撮るようになって、今ではいろんなyoutubeあげている。
鬱の本-点滅社編集部 という本も最近でて、いろんな人のコラムが。まだちゃんとは読んでいない。
この期間に購入した本と、思考の流れ。
大まかな流れは、うつ病について調べる、体を動かせば治るとおもい、植物やパーマカルチャーについて調べる。山に登ったり、筋トレ系の本を買う。山に登りすぎて膝を壊す。静かな筋トレを探す、身体がかちこちなのに気づく。ストレッチの本と動画を見まくる。マインドフルネス調査をし、仏教を調べる、禅を調べる。それに合わせて宗教とはなんなのか?みたいなことも調べる。アドラーやユングなどの心理学に手を出す。結局どれもいまいちしっくりこず、仕事復帰するが、役割を見出せず事業譲渡を考える。事業をM&Aして、役割を変えて仕事をまた1からはじめようと思う(今ここ、2023年2月)。
結果的に残ったのは日々のストレッチと自重でできる筋トレ。この二つ。禅で得た坐禅の方法は、瞑想という形では残らなかったが、ストレッチとしての足を組む(結跏趺坐)ということはやっている。筋トレは、種類がいくつかあって、分類すると、1筋肥大系、2美容系(女性)、3健康系(年配)、4運動活用系(自重、アメフト)、大体この辺があるが、筋肥大系は向いてないし、必要性もない。美容系はヨガとか骨盤強制とか健康とも紐づいていて、ストレッチ的な要素も入っていて、ストレッチとして捉えたら健康によいから少し取り入れる(美容には興味はない)。健康系は年配の人の健康のための筋トレ、これはちょっとやる気がでない。運動活用系は自重を中心に動かせる筋肉を。アメフトとかのトレーニングもこれに近いのかなとは。僕は2と4の組み合わせが相性がよさそうなことに気づいた。こんな流れだ。では、買った本(全て読んだ訳ではない)を紹介していく。
※少し弱っていた時期もあり、自己啓発系も入っている。全ておすすめというわけではなく、僕はとりあえず一旦本を買ってみて、さーっと読んで「この部分いる、この部分はいらない。」と判断するタイプだ。ここにあげているから全て素晴らしい本ではないが、それぞれの人にとって合う合わない判断してもらいながら、ぜひ手にとってもらいたい。
○うつ概要:うつの基本、うつ病の人も、まわりの人も。
(必読!!)マンガでわかる!うつの人が見ている世界/大野裕:うつになった人が身近にいる人、職場にいる人、一度目を通してもらいたい。
(基本がわかる)うつ病がよくわかる本-うつ病の本質・うつ病からの立ち直り方・うつ病のあるべき治療/鍋田恭孝:著者オリジナルのうつ病治療の3ステップ・アプローチを提唱する。
人は迷いをどう解きほぐせるか-―フロイトかユングかアドラーか/杉山崇:フロイト、ユング、アドラーの三大心理療法家の名言をもとに、つらく苦しく迷うのではなく、楽しく迷うための方法を探す本
○うつ体験記:坂口恭平さんのは、僕は本は話し言葉であまり読めず苦手だが動画はとても面白い。
(おすすめ)うつ病九段-プロ棋士が将棋を失くした一年間/先崎学:とてもリアリティがある体験談だった。文章もおもしろい!マンガ版はこちら。精神科医の益田祐介さんの動画解説もわかりやすい。下記添付
坂口恭平-躁鬱日記-シリーズ-ケアをひらく:建てない建築家、冴えない天才、治さない患者である坂口恭平が生きるために綴った、涙と笑いと感動の当事者研究。
躁鬱大学-気分の波で悩んでいるのは、あなただけではありません/坂口恭平:自らの経験をもとに、ユーモアあふれる対処法を徹底講義!!
○うつ対策のメソッド
1日3分でうつをやめる/川本義巳:自身も元うつ病患者で、現在は日本では珍しい「うつ専門メンタルコーチ」として活躍している川本義巳氏が開発した「うつを改善させるメソッド=メンタル・リセット・プログラム」を解説!!合う人は合うと思う。
不安が覚悟に変わる-心を鍛える技術/秋山ジョー賢司: キーワードは「本当の自分」。 本当の自分だからこそ、能力を余すところなく発揮することができる。でも、本当の自分って何?
鋼の自己肯定感-「最先端の研究結果×シリコンバレーの習慣」から開発された“二度と下がらない-方法/宮崎直子:自己肯定感は簡単な正しいワークをすることで、上げたままにすることができるのです。合う人は合うと思う。
○うつ ミッドライフクライシス・老い・死:僕は37歳で鬱になった。このあたりの年齢は、中年の危機とも言われており、それに向き合う時にいいんじゃないか?という心理学や死の本。
(おすすめ!!)時々、死んだふり-ポプラ新書-244/横尾忠則:老いと病を軽やかに超越し、創造の世界に日々、向き合う。アートの先駆者で87歳の美術家が語る、描くこと、生きること。
(おすすめ!!)死を受け入れること-ー生と死をめぐる対話ー/養老孟司,小堀 鷗一郎:よく生き、よく死ぬために。3000の死体を観察してきた解剖学者と400人以上を看取ってきた訪問診療医。死と向き合ってきた二人が、いま、遺したい「死」の講義。
「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略:本書は、40歳前後で多くの人が感じるこの「モヤモヤ感」、つまり「40歳の壁」の正体を分解しながら、自分らしく生きるために「人生の後半戦をどうデザインしていくか?」を考えるためのものです。
自分を好きになれない君へ-小学館Youth-Books/野口嘉則:10代で自己受容ができず苦しんだ著者が、自らの経験をもとに、「あなたはあなた以外の者になろうとする必要はない」「あるがままのあなた自身を抱きしめることからすべてが始まる」ことを、温かな言葉で説明していきます。
「これでいい」と心から思える生き方/野口嘉則:「幸せ」と「人間学」の探究を続けてきた著者、渾身の書き下ろしがついに刊行! 自分らしく生きて、本来の力を発揮する人生を送りたいと望む人に最適な1冊です。
老い方、死に方-PHP新書/養老孟司:寿命を延ばすカギとなる遺伝子とは?老後は都会よりも田舎のほうが豊かに過ごせるのはなぜ? 介護生活を明るく過ごすコツとは?禅僧が語る「死を迎える練習」とは?85歳の養老孟司が、生物学者小林武彦、地域エコノミスト藻谷浩介、小説家・エッセイスト阿川佐和子、禅僧南直哉と、老い方死に方をじっくり語り合う。
○心理学・自己啓発:河合隼雄、ユング、メンタルマネジメントなど。アドラーは次のブロックで。
うつ病は重症でも2週間で治る、もし……「つらい生き方」をやめる心理学-三笠書房電子書籍/加藤諦三:アドラー博士の教えが、2週間……いや、たった2日で、あなたを変える!この本を読んで、色々他の著書も読んでみた。心理学者、社会学者の加藤諦三さんの著書。
「自分の心」をしっかり守る方法―――「くやしさ」「悩み」「モヤモヤ」が消えていく-知的生きかた文庫/加藤諦三:「いい人」のふりをして、ゆずる必要のないことまでゆずってはいけない。自分の本当の気持ちにフタをして、「くさしさ」を溜めてはいけない。
失敗を越えることで人生は開ける/加藤諦三:「失敗するかもしれない……」という根拠のない不安に、現代人は陥りやすい。
自分を再生させるためのユング心理学入門/山根久美子:わかりやすいユング心理学。ユング心理学には不安な時代を生き抜く知恵が隠されています。失敗を変化のチャンスにする(個性化)、内なる住人の声を聞く(夢分析)、自分のありようを知る(タイプ論)――。一人ひとりにそっと寄り添う「やわらかい心理学」を日常に生かす方法がわかります。スイスのユング研究所から帰国したばかりの気鋭のユング派分析家が、知識ゼロでも読めるユング心理学の基礎と最新研究を解説します。
明恵 夢を生きる 講談社/ 河合隼雄:夢で生き方が変わる! 夢で人の心のあり方を知る!!――生涯にわたって自分の夢を記録しつづけた名僧・明恵の『夢記』を手がかりに、夢の読み方、夢と自己実現の関係、ひいては人間がいまを生きるうえで大切なことなどをユング心理学の第一人者、夢分析の大家が実証的に説く。
他人がこわい―あがり症・内気・社会恐怖の心理学/クリストフ-アンドレ
死ぬ気で自分を愛しなさい/カマル・ラヴィカント:自己啓発。自分はできなかったけど自己暗示できる人は効果あるかも。
モンク思考-自分に集中する技術-ジェイ・シェティ:著者のジェイ・シェティは、僧侶となるべく修行を重ねた経験をもとに、自分に集中することで、自分の価値観を見極め、「本当の自分」を見つけるための実践的テクニックを紹介し、世界中から熱狂的な支持を得ている。
シャドウ・エフェクト/ディーパック・チョプラ:光あるところに影があるように、どれほど善人と称される人でも、神聖に見える人であっても、かならず悪魔的な面や闇、影の部分(=シャドウ)を抱えています。それは、怒り、怖れ、妬み、敵意といった“悪い感情”や、“エゴ”と言い換えることもできるでしょう。
メンタルマネジメント大全 / ジュリー・スミス (著), 野中 香方子 (翻訳):気分の上下、不安、ストレス、自信喪失、やる気の欠如……日々のメンタルを整える簡単で実用的な方法を全網羅!
シャドウエフェクトは投影と転移の考え方に近い
○アドラー
【アドラーの教え】-嫌われる勇気、幸せになる勇気-2冊セット:本書では平易かつドラマチックにアドラーの教えを伝えるため、哲学者と青年の対話篇形式によってその思想を解き明かしていきます。著者は日本におけるアドラー心理学の第一人者(日本アドラー心理学会顧問)で、アドラーの著作も多数翻訳している岸見一郎氏と、臨場感あふれるインタビュー原稿を得意とするライターの古賀史健氏。対人関係に悩み、人生に悩むすべての人に贈る、「まったくあたらしい古典」です。
なぜ心は病むのか/長谷川早苗、アルフレッド・アドラー:ずっと心に不安を抱えている人は、必ず「あまやかされた」子ども時代を送ってきている。心を病まないためには子どもをどう育てればいいのか。
生きる勇気-アルフレッド・アドラー:人は幼少期の経験に一生を左右される。子供時代をいかに乗り越えて大人になるのか。アドラーが、乗り越えるべき人生を科学的に解明した勇気の書。
○マインドフルネス・燃え尽き症候群:僕は適応障害からうつという診断だが、燃え尽き症候群も合わさっていたとは思う(これは自分の見解、主治医もこの辺は明確に診断はされなく、うつ病ですねという感じだった。)
マインドフルネスストレス低減法/ジョン・カバットジン:呼吸への注意,正座瞑想,ボディースキャン,ヨーガ,歩行瞑想を体系的に組み合わせ,“禅思想”に通じた体験を得るためのエクササイズを一般人にわかりやすく紹介。著者の大学メディカルセンターで4000症例をもとに科学的に一般化。
マインドフルネス-基礎と実践/貝谷,久宣:禅的瞑想を取り入れ新世代の心理療法として旋風を巻き起こしているマインドフルネスの効果機序の科学的根拠とその実践手法を示す。
なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか/ジョナサン・マレシック:「燃え尽き(バーンアウト)症候群」は仕事への不満やストレスを語るときの用語として流通しているが、その意味は正確に理解されておらず、激務の疲労や仕事への絶望に苦しむ労働者の役に立っていない。本書は、大学教授の仕事に燃え尽き、寿司職人やコインパーク管理人として生計を立てていた異色の経歴を持つ著者が、なぜ過酷な仕事に高い理想を持つのかを歴史的・心理学的に分析し、燃え尽きを解決できた個人やコミュニティーを明らかにする。
○哲学・パーマカルチャー:農的・自立的な生活にあこがれたが、怠惰で強欲な自分には合っていないということがわかった。
ソロー『森の生活』を漫画で読む/ヘンリー・デイヴィッド・ソロー:シンプルな生き方を提唱して、名著のほまれ高い『森の生活』。実際に読むと長大で難解なこの作品を、選び抜いたソローの文章とジョン・ポーセリノによるシンプルな描線で漫画にしたのが本書です。
森の生活-上-ウォールデン-岩波文庫 / H.D. ソロー:『ウォルデン』を読んで得られる利益のいくつかには、より内なる平和感、自然との深い繋がり、そして簡単なことへの理解がある。ソローの簡素主義と距離感を取り入れることで、リーダーは自分を阻むものを放り出し、より充実した、意義ある人生を送ることができる。フレデリック・デルトゥール
パーマカルチャー―農的暮らしの永久デザイン/ビル-モリソン:パーマカルチャーの教科書的な本。
○脳:うつ病は脳の病気とも言われている。そしてストレスとも関係している。脳的な観点の本。
ストレス脳-新潮新書/アンデシュ・ハンセン:人類は幾多の疫病、戦争、飢饉や災害を生き延びて、古代の王や皇帝も羨むような娯楽に満ちた快適な生活を手に入れた……はずなのに、うつや不安障害の診断数は増加の一途。男性で7人に1人、女性で4人に1人がうつになると言われ、4人に1人が一生のうちに一度はうつや不安障害を経験すると言われています。現代人は今や、「史上最悪のメンタル」にあるとも言われます。『スマホ脳』『最強脳』等シリーズ累計が85万部を突破した精神科医の著者がわかりやすく解説する「脳の処方箋」の登場です。
「心の病」の脳科学-なぜ生じるのか、どうすれば治るのか-ブルーバックス/高木朗子:うつ病、自閉スペクトラム症・ADHDなどの発達障害、PTSD、統合失調症、双極性障害…多くの現代人を苦しめる「心の病」は、脳のちょっとした変化から生まれます。誰にでも起こりうるこの病は、何が原因で、どのようなメカニズムで生じるのでしょうか?様々な角度から精神疾患の解明に挑む研究者たちが、研究の最前線をわかりやすく解説。そのしくみから「治る病」にするための道筋まで。
○生き方:利他・座禅・中庸、生き方の教え
(おすすめ)「利他」とは何か-集英社新書/伊藤亜紗:コロナ禍によって世界が危機に直面するなか、いかに他者と関わるのかが問題になっている。そこで浮上するのが「利他」というキーワードだ。他者のために生きるという側面なしに、この危機は解決しないからだ。しかし道徳的な基準で自己犠牲を強い、合理的・設計的に他者に介入していくことが、果たしてよりよい社会の契機になるのか。この問題に日本の論壇を牽引する執筆陣が根源的に迫る。まさに時代が求める論考集。
(おすすめ)坐禅は心の安楽死-ぼくの坐禅修行記-平凡社ライブラリー/横尾忠則:アップルの創始者スティーブ・ジョブズは禅から多くのことを学んだ。横尾忠則は総持寺、永平寺、青苔寺等での坐禅修行で何をつかんだのか? その心のドキュメント。解説=田原総一朗
超訳-モンテーニュ/中庸の教え:デカルト、パスカル、ルソー、アランなど世界の哲学者に影響をあたえた名著。自分の目ではなく他人の目を気にすることが多い私たち日本人の背中を押してくれます。
○仏教・禅
(超おすすめ!!) まがったキュウリ―鈴木俊隆の生涯と禅の教え:1960年代のアメリカに坐禅をもたらし、スティーブ・ジョブズをはじめカウンター・カルチャー以降の世代に大きな影響を与え、世界を代表する精神的指導者となった鈴木俊隆の、生い立ちから渡米、アメリカでの活躍と弟子となった若者たちとの生活、広まりゆく禅の様子、そして遷化までを時系的に綴った唯一の評伝。著者のDavid Chadwickは、鈴木俊隆の直弟子であり、自らの経験とともに、多くの関係者に取材をして日本時代からアメリカ時代まで、詳細な記録と証言をもとに鈴木俊隆の生涯を見事に浮かび上がらせた。アメリカの禅の歴史を物語るだけでなく、ビートニクやカウンター・カルチャーの生きた記録であり、現代のシリコンバレーの文化につながる精神史の土台を伝える貴重な一冊。
テーラワーダと禅――「悟り」への新時代のアプローチ/アルボムッレ・スマナサーラ (著), 藤田一照 (著):テーラワーダと禅(曹洞宗)の思想の違い、概念の一致などの確かめ合い。
道元禅師(上)大宋国の空/立松和平:永平寺を開いた曹洞宗の祖「道元禅師」の一生。源平戦乱の余燼さめやらぬ鎌倉初期、京都の摂関家・藤原基房の娘伊子を母に、村上源氏の流れを汲む名門家の歌人・久我通具を父に生まれた道元は、瞳が二重の「重瞳の子」のため天下人か大聖人になるとの予言を受ける。幼少のうちに母を失い世の無常を身に染みて感じた道元は、真実の道を求めて出家。建仁寺で栄西の弟子・明全に師事したが、正法を求める思い止み難く宋へと向かった。下巻もあるよ
(おすすめ)新の自己を尋ねて十牛図に学ぶ/横田南嶺:約900年前の中国・宋代に書かれた禅書『十牛図(じゅうぎゅうず)』。”禅の初心者が必ず学ぶ入門書”として知られる名著を臨済宗円覚寺派管長・横田南嶺老師がわかりやすく紐解きました。
○仏教
(おすすめ)KOYASAN-Insight-Guide-高野山を知る一〇八のキーワード/高野山インサイトガイド制作委員会 (著):高野山の金剛峯寺に行くならこれがあればOK!!2015年、空海による高野山開創から1200年を迎えます。空海がたどり着いた理想郷は、今なお人々を魅了してやみません。悠久の時を超え、聖地・高野山の旅に出る。美しくも厳しい自然が育んできた山の日常で、真言密教の深遠なる教えに触れ、空海の足跡をたどります。
スタディーズ唯識:唯識思想。むずかしすぎてよくわからない。われわれの知っている世界はすべて情報にすぎない。仏教の教えの中で認識を徹底的に追究し潜在意識アーラヤ識にたどりついた唯識思想を、『中辺分別論』をテキストにして根底から説き明かす。
スタディーズ空:空思想。こちらも結構むずい。大乗仏教を代表する空の思想を、開祖のブッダから部派仏教、大成者の龍樹へという流れに沿いながら、縁起・輪廻との関係から、その関係性の論理を明らかにする。
宗教を「信じる」とはどういうことか-ちくまプリマー新書-415/石川明人:科学の時代に神を信じることは出来るのだろうか?この世に悪があることを宗教はどう説明するのか?宗教は人を善良にしたり、世界を平和にするのか?素朴な疑問を通して、宗教と人間のリアルに迫る。
ブッダのことば-スッタニパータ 岩波文庫/中村元:仏教の古典経典の翻訳本。
ブッダが教える-執着の捨て方-だいわ文庫:怒りや不安、思い込み、マンネリ、エゴは潔く捨てられる!
「執着を捨てる」ということは、自分の家にあふれているたくさんの「物」を捨てたから、執着を捨てられた! というような簡単なことではありません。ですが、自分の心の中を深く、深く点検し、四つの執着があることに気づいて捨てていくこと―サッと「離れること」によって喜びが生まれます。
「正法眼蔵」全巻解読/木村清孝:本書は道元(1200-1253)の主著『正法眼蔵』の各巻解説本です(七十五巻本と十二巻本に「四摂法」「法華転法華」と「弁道話」を併せた計90巻を取り上げます)。「正しい仏法のよりどころである究極の真実」を意味する『正法眼蔵』は、現代語訳を読んでも文意の理解が難しいとされます。そこで本書は、各巻の主旨を明らかにすることを目指して著されました。正法眼蔵を原文では自分は読めない。なおかつ読み下し分も全部はきついから要約の解読を。
仏教の基本経典 / 大角修:釈迦の伝記と教えから紐解きつつ、三経義疏、般若経典群、戒律・法華信仰・浄土信仰の経典、お盆・施餓鬼の経典ほか、日本の歴史・文化・風習に大きな影響をあたえた29の重要経典を精選し、その要所を平易に現代語訳。基礎知識とともに、『源氏物語』『平家物語』といった古典文学との関わり、各宗派の教義、日常の話し言葉になった仏語の由来なども解説する。一冊で「読む」「知る」「学ぶ」ができる恰好の必備書。
こころを磨 SOJIの習慣/松本紹圭:世界から注目される日本の「掃除」。掃除は、日常の中でできるマインドフルネス。
宗教の起源―私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか/ロビン・ダンバー:進化心理学の巨人ダンバーが描く、人類と信仰の20万年。仏教、キリスト教、ヒンドゥー教、神道……世界の主要な宗教は、なぜ同じ時期に同じ気候帯で誕生したのか?カルト宗教はなぜ次々と生まれ、人々を惹きつけるのか?科学が隆盛を極める現代においても、宗教は衰えるどころかますます影響力を強めている。ときに国家間の戦争を引き起こすほど人々の心に深く根差した信仰心はなぜ生まれ、いかにして私たちが今日知る世界宗教へと進化したのか?
あるがままに-ラマナ・マハルシの教え/デーヴィッド・ゴッドマン:「私とは誰か?」という普遍的な問いを真正面から捉え、“意識だけが唯一実在する真理である”という教えを、さまざまな問題における彼の観点を要約した質疑応答の形式で紹介しています。「心が静まれば、世界全体が静まる。心がすべての原因である。それが静まれば、本来の自然な状態はひとりでに現れるだろう。」
大峯千日回峰行-修験道の荒行/塩沼亮潤:想像を絶する修験道の荒行、大峰千日回峰行とは。近年満行した大阿闍梨が、その前人未踏の回峰行と四無行の実際を赤裸々に語る、驚異の書。聞き手は曹洞宗前管長・板橋禅師。
世界がわかる比較思想史入門-ちくま新書/中村隆文:ギリシア・ローマから、インド、中国、日本の思想、さらにはポストモダンや現代正義論まで、比較思想史の観点から古今東西の思想を一望する画期的な試み。
宗教と日本人-葬式仏教からスピリチュアル文化まで/岡本亮輔:信仰を持たない人が大半を占める日本人。しかし他方で、仏教や神道、キリスト教などの行事とは縁が深い。こうした日本の不可思議な状況をどう見ればいいのだろうか。本書は、新宗教の退潮や、現代の葬式や神社、そしてスピリチュアル文化などを位置づける。日本の宗教の現在地と今後を示す試み。
南伝-ブッダ年代記/アシン・クサラダンマ:これまでの日本には類例のないスタイルで、年号を整理し歴史表記した画期的な初のブッダ年代記。膨大なパーリ三蔵経典から精選した69話で構成。初期仏教の
全体像を俯瞰して見渡すことができるパノラマ風読み物。読みやすく親しみやすいブッダの真理ガイドブック。ブッダの過去生から入滅後の仏典結集までを平易に描く。
宗教を生みだす本能-進化論からみたヒトと信仰/ニコラス・ウェイド:宗教は人類生存のために進化した?原始社会において宗教はなぜ不可欠だったのか、信仰の本能はいかにして人間の本性に組み込まれたのか――生物学、社会科学、宗教史を架橋する壮大な物語
仏教経典散策-角川ソフィア文庫/中村元:原始仏典から般若心経、大日経まで。17の主要経典を碩学とともに味読する
(おすすめ!!)現代語訳-般若心経-ちくま新書/玄侑宗久:色即是空空即是色の思想で有名な般若心経。僕は色んな解説書あるけど、この本が理論的にもわりと納得がいった。でも自分の記憶力が崩壊しているからか、全然覚えることはできない。
サンガジャパンVol-14-仏教と神道
サンガジャパンVol-13-言語と仏教
サンガジャパン-Vol-12-無常
サンガジャパンVol-27 禅ー世界を魅了する修行の系譜
花園大学の佐々木閑さんのyoutubeチャンネル(Shizuka Sasaki)が仏教解説は全て揃っている。全て見れる人は強者!!
○仏教 禅
(必読!!)-禅マインド-ビギナーズ・マインド/鈴木俊隆:世界24カ国以上で翻訳されてきた「禅の世界的名著」が、新訳となって登場!本書は、アメリカを拠点に禅を西欧世界へと広めることに大きく貢献した、禅思想家・鈴木大拙氏(1870〜1966年)とともに「二人の鈴木」と並び称される曹洞宗僧侶・鈴木俊隆氏(1904~1971年)による、禅の入門的講話集。坐禅の組み方から悟りの世界まで、禅の神髄を平易な言葉で語りつくした1冊です。あのスティーブ・ジョブズが、青春時代にこの本に夢中になり、その後の人生に大きな影響を与えたことでも有名です。原書の発刊は1970年ですが、本書は2020年に新装発刊された『Zen Mind, Beginner’s Mind: 50th Anniversary Edition』を全訳したもので、鈴木俊隆氏のもとで長年修行をしていたデイヴィッド・チャドウィック氏による「あとがき」(全28ページ)が新たに追加されています。新訳を担当した藤田氏は、長年アメリカで禅の指導をしてきた現役僧侶。現地のGoogleやFacebookの社員にも指導実績を持ち、本書は「よりわかりやすく、より読みやすく」をコンセプトに翻訳されました。
美術手帖-2016年11月号「禅」:日本の禅から世界のZENへ。その変遷をたどると、新しいZENのあり方が見えてくるのでないか。本特集では、文化交流史、情報学が専門の山田奨治を監修に迎え、禅とZENを取り巻く伝播の背景や、美術におけるズレを検証。アメリカ西海岸での最新のZENをめぐる旅をとおしてアートやテックカルチャーも受容し、変化するZENの実態に迫る。
禅的修行入門-誰でもあらゆるものから自由になれる秘訣-TOKUMAソウルライブラリー/鈴木俊隆:スティーブ・ジョブズが敬愛した鈴木俊隆老師による禅のバイブル!1960年代以降の、現代に続くアメリカの精神文化に多大な影響を残した、鈴木俊隆老師。本書は、世界的ベストセラーとなった『禅マインド ビギナーズ・マインド』を意識して、残された膨大な法話録をもとに、没後30年を経て2002年に編集された法話集です。革命とクリエイティビティの源にある、自由と洞察のスピリット。あらゆるものから自由になるために、そして人生を楽しむために、俊隆師が語った禅の真髄。
(禅の歴史ならこれ1)禅の歴史/伊吹敦:中国と日本の禅の歴史を宗派や教義に偏らず総覧した初めての書。禅に興味を持ち,学ぶ人の必読書。
(禅の歴史ならこれ2)禅思想史講義/小川隆:禅の興起から20世紀の鈴木大拙まで、近年の新たな知見を踏まえて「禅の思想史」を語る画期的論考。目からウロコの禅の必読書。
禅的-持たない生き方/金嶽宗信:本来無一物、いらないものは、いさぎよく「捨てる」。そもそも、はじめから「持たない」。「後ろ向きな感情」も、「よけいな人間関係」も。NHK大河ドラマの仏事監修・指導、教誨師、保護司としても知られる異色の禅僧が、こだわりや執着から自由になる生き方を提案します。
なぜ、いま禅なのか―「足る」を知れ-名著復活シリーズ/立花大亀
○仏教、禅、鈴木大拙:鈴木大拙の著書
禅と日本文化(岩波新書)/ 鈴木大拙:禅は日本人の性格と文化にどのような影響をおよぼしているか、そもそも禅とは何か。本書は、著者が欧米人のためにおこなった講演をもとにして英文で著わされたものである。一九四○年翻訳刊行いらい今日まで、禅そのものへの比類なき入門書として、また日本の伝統文化理解への絶好の案内書として読みつがれている古典的名著。
宗教とは何ぞや/鈴木大拙:大拙生誕150年記念文集。戦前~戦後に書き、語った、初めてまとまる「宗教とは何か」。現代人のための宗教入門。
禅問答と悟り/鈴木大拙:逆説と超論理に満ちた禅問答を、中国独自の思惟方法に注意を促しつつ、祖師方の様々な逸話を用いてわかりやすく解説。山は山、川は川、世界は何一つ変わらぬままに、世界を一変させる新しい観察点を一気に獲得する悟りの真実へと読者を誘う。生誕150年を迎える大思想家の代表作。
禅による生活/鈴木大拙:禅によって生きるとは生きることが禅であるという事実を意識することである。西洋人に禅を分かりやすく伝えるために書かれた《Living by Zen》(1950)の邦訳である本書は、日本人にとって平易な禅の入門書である。大拙生誕150年記念。
○仏教 禅 安泰寺出身:安泰時という酔狂な禅(曹洞宗)の修行道場がある。その出身者の本
(おすすめ!!)アップデートする仏教-幻冬舎新書/藤田一照、山下良道:欧米の仏教が急激に進歩しているのに、なぜ日本の仏教だけが旧態依然としているのか。三十年にわたり世界で仏教の修行を実践し深めてきた二人のカリスマ僧侶が、日本の仏教を1.0から3.0に更新する!
(おすすめ!!)仏教〈3.0〉を哲学する/藤田一照,永井均,山下良道:日本の伝統的な〈仏教1.0〉と、上座系瞑想実践的な〈仏教2.0〉を、共に包み超えて、新たな〈仏教3.0〉を提唱。その哲学とはどのようなものか。はたして新時代を切り開く力となり得るのか。今話題の禅僧・藤田一照、哲学者・永井均、ワンダルマ仏教僧・山下良道の三者による、白熱、スリリングな徹底討論。
進みと安ら 自己の世界 / 内山興正:自己の真実に生きる 「自己とは何か?」という問いに、独自の哲学で向き合った禅僧・内山興正老師。その比類なき存在は、日本仏教界のみならず、多くの知識人にも影響をあたえてきた。本書に掲載された第一図~第六図からなる「自己曼画」のイラストは、現在も参照され、自己の真実を追求する現代人の指針となっている。伝説の名著が、現代に蘇る!
坐禅の意味と実際―生命の実物を生きる/内山興正:道元禅師・沢木興道老師の坐禅一筋に生き抜いた老師が、禅を求める欧米人のために平易に説いた坐禅入門書。アタマの中の“思い”を手放し、生命の実物に目覚めて生きる深い坐禅の内的体験も明かす。
退歩のススメ-失われた身体観を取り戻す/藤田一照:現代人が生きるために本当に大切な指針とは。武術の稽古法と伝統的な坐禅・行法から見えてくる、日常でも実践できる稽古法と見方を詳細に伝授。
「マインドフルネス×禅」であなたの雑念はすっきり消える-単行本-山下-良道:本当に無心になることは、決してむずかしいことではなかった!まったく新しい、マインドフルネスと禅のハイブリッド瞑想法!マインドフルネスと禅、どちらも修行して熟知する唯一の日本人仏教僧が、わが国の精神文化に訪れた800年ぶりのバージョンアップをやさしく解説!
(おすすめ!!)迷える者の禅修行―ドイツ人住職が見た日本仏教-新潮新書/ネルケ無方:「お坊さんになって悟りたい!」—-。悩めるドイツ人青年の危機を救ったのは、祖国で出会った坐禅だった。出家の覚悟を決めて来日するも、そこで見たものは、この国の仏教のトホホな姿。算盤を弾くばかりの住職、軍隊のような禅堂、仏教に無関心な世間……。失望と流転の末、ようやく辿り着いた理想の修行は、小さな山寺での自給自足・坐禅三昧の生活だった。日本人が忘れた「一瞬を生きる意味」を問う、ドイツ人禅僧のニッポン修行奮闘記。
禅・チベット・東洋医学 瞑想と身体技法の伝統を問い直す/藤田一照:広汎な知識と深い経験を有する二人の話頭は、現在の仏教が抱える問題、欧米からの逆輸入の形で広まりつつある瞑想文化であるマインドフルネスの危うさ、精神文化の危機、そして生命が本来持つポテンシャル、瞑想のための身体論、よい転生のための死の技法など、刺激的な話題に溢れ、時間と空間を縦横に飛翔します。
ブッダが教える愉快な生き方-NHK出版-学びのきほん/藤田一照:仏教は、まったく難しくない。ブッダが教える愉快な生き方。ブッダの出家から悟りまで──その人生から、仏教と禅の「原点」を学ぶ。「ただ坐る」「何もしない」「受け入れる」など、ブッダが教える「オーガニックな生き方」とは。スターバックスやフェイスブックなど、アメリカ大手企業に坐禅を指導した禅僧が考える、「ブッダが本当に伝えたかったこと」の集中講義!
青空としてのわたし/山下良道:どうしたら苦しみを手放すことができるのか。若い頃からその答えを仏教に求めて、厳しい修行で知られる安泰寺(曹洞宗)で出家。人里離れた寺で作務と坐禅 に励んだ。やがてアメリカでも仏教を教えるようになるが、苦しみと悩みは消えず、テーラワーダ仏教に出会って、ビルマの僧院で高僧の元に瞑想修行に挑ん だ。さらにチベット仏教も学んだ。そして掴んだ「青空としてわたし」。同じくアメリカで禅を教える藤田一照との共著「アップデートする仏教」(幻冬舎新書 /2013年9月刊)は、仏教界に大きな反響を呼び、宗派の垣根を越え、著者らを招いた勉強会が開かれ、苦しみをなんとかしたいとたくさんの人が集まっている。
読むだけ禅修行/ネルケ無方:顔を洗う、布団をたたむ、食事をいただく、掃除をするなど、生活そのものが修行だというのが禅の考え方。自分の外に答えを求めるのではなく、「今ここ」に立ち返り、ただすべきことをする。そうすれば、どうすればいいかわからない……そんな悩みからだって自由になれる。小さな禅寺で自給自足の日々をすごすドイツ人住職が語りかける、カタチにとらわれない禅修行の始め方。
安泰寺禅僧対談/藤田一照,ネルケ無方:曹洞宗の修行道場・安泰寺で、坐禅修行と自給自足の作務に打ち込む青春時代を送った著者二人。少・青年期の苦悩と夢、出家の動機、歴代住職との思い出などを赤裸々に語り合い、仏教、坐禅の正しい理解を指南する。
○仏教 禅 南直哉
(おすすめ)仏教入門-講談社現代新書/南直哉:普通「仏教入門」と言えば、広汎にして複雑な仏教の思想・実践の体系、そしてその変遷の歴史などを、要領よく整理して大方の便宜に供する、という書物になるだろう。ということを十分承知の上で、今私が提出しようとしているのは、著しく個人的見解に着色され、偏向極まりない視点から書かれた入門書である。
「悟り」は開けない-ベスト新書/南直哉:曹洞宗の僧侶で、現在「恐山」院代を務める著者が、「悟りとは何か」「涅槃とは何か」「私とは何か」について、真正面から対峙する。 「悟りを開くために、坐禅をするのではない」―。今までにはなかった、まったく新しい「アウトサイダー仏教論」。
同時代禅僧対談-“問い”の問答/南直哉:世俗化が著しい日本仏教にあって出家僧侶として生きる二人の、予定調和を排したストレート勝負の対談録。本質として矛盾を抱え持つ存在である私たち人間の「生きる意味」「他者認識」「慈悲」等々を根底から問い直す、読み応え充分の一冊。
死ぬ練習/南直哉:永平寺で20年修行し、現在は恐山の住職代理を務める禅僧が、誰もが絶対に経験し、逃れらない「死」を綴る一冊。「死ぬこととは何か」「死の恐怖をどう克服するのか」「苦しまない死に方をするためには死をどう捉えればいいか「死の苦痛を減らすためにはどう感じながら生きていくのがいいか」といったことを説いていきます。
老師と少年-新潮文庫/南直哉:ぼくはいつか死ぬ。たったひとりで。なのに、大人は平気で生きろと言う。理由なき世界に生み落された少年は、「ただ死んでいく」のではなく、自ら「生きていく」ことを選びたいと願った。そして、月に照らされた森を抜け、老師の庵へとたどりついた――九夜にわたる問答を通して語られる、命の苦しみ、尊さ。気鋭の禅僧の精錬された文章とその行間が、魂へ深く深く突き刺さる現代人必読の物語。
出家の覚悟―日本を救う仏教からのアプローチ/南直哉
禅とハードル/南直哉、 為末大:なぜ生きるのか。なぜ走るのか。走る哲学者と、語る禅僧――問いつづける2人の対話。「勝つことが良いことなのか」わからないまま、だけど「勝利を求める」――答えのない問いに、「仮決め」の「物語」が立ち上がり、そこに人間が実存する。10時間に及ぶ恐山での徹底対談と、南直哉師が指導した坐禅セッションを完全書籍化。注目の異業種哲学問答!
○仏教 瞑想・座禅・歩行禅
(おすすめ)現代「只管打坐」講義-そこに到る坐禅ではなく、そこから始める坐禅-藤田一照:道元禅師(1200-1253年)によって提唱された「只管打坐」(悟るためでなく、ただ坐る)としての坐禅がどうしたら可能となるかについて、実践に基づく理論を詳述する。曹洞宗大本山永平寺の機関誌『傘松』での連載の単行本化。
(おすすめ)サンガジャパンVol-22-特集「瞑想を語る」/ アルボムッレ・スマナサーラ:「語る」とは、何か。声に出して語ること、言語化すること、そしてものること。あるいは対話(dialogue)、独白(monologue)、物語(narrative)というわけ方もできるだろう。「瞑想を語る」ことによってあらわになるものは何か、というのが今回の特集である。瞑想法を語るのではなく、「瞑想」それ自体をテーマに「言語化」の試みである。
別冊サンガジャパン 実践-仏教瞑想ガイドブック:2600年前から現代に続く仏教の瞑想法「ヴィパッサナー瞑想」とは何か? どのように実践するのか? 今、「マインドフルネス」としても注目を集める仏教瞑想の理論と実践を網羅し、日本における瞑想道場をも紹介する、瞑想実践者のためのコンプリートガイド。初心者から実践者まで、役立つ情報が満載!
歩くだけで不調が消える-歩行禅のすすめ/塩沼亮潤:1300年の間に2名しか満行していない「大峰千日回峰行(1日48キロの山道を歩く生活を1000日間継続)」を達成した偉人が提唱する歩きながら心を整える「歩行禅」のすすめ。「瞑想+ウォーキング」の超効果的メソッド。
普勸坐禪儀提唱/立花知彦:「坐禅のすべてがここにある。」『普勸坐禪儀』とは、鎌倉時代の禅僧であり、曹洞宗の開祖・道元禅師が著した「開教伝道の宣言書」ともいうべき書物。坐禅の精神と方法を説き、その実践を勧める内容となっています。本書は、曹洞宗鶴壽山松門寺の住職である立花知彦老師が、道元禅師の『普勸坐禪儀』を現代語に翻訳すると同時に、今を生きる私たちの心に届くように解説を付したものです。
ヴィパッサナー瞑想 サンガ文庫/マハーシ・サヤドー
ブッダの瞑想法-ヴィパッサナー瞑想の理論と実践/地橋秀雄
ゴエンカ氏のヴィパッサナー瞑想入門―豊かな人生の技法/ウィリアム・ハート
○ティク・ナット・ハン:ベトナムの禅僧、アメリカやフランスでマインドフルネス普及活動
大地に触れる瞑想―マインドフルネスを生きるための46のメソッド/ティク・ナット・ハン:ティク・ナット・ハン自身が日本語版の刊行を強く望んでいた、マインドフルネス実践のためのテキスト。「大地に触れて生まれるマインドネスと集中は、現実の本質に私たちの目を開かせ、変容と浄化をもたらし、人生に喜びと活力を取り戻させてくれます」――ティク・ナット・ハン
ティク・ナット・ハン-マインドフルネスの教え-プラムヴィレッジ来日ツア-2015ドキュメントブック
ティク・ナット・ハンの幸せの瞑想-マインドフルネスを生きるプラムヴィレッジの実践:2022年1月に惜しまれつつご逝去された世界的な禅僧ティク・ナット・ハン師。本書は、ティク・ナット・ハン師が設立したヨーロッパを代表する仏教の僧院であり、瞑想センターである「プラムヴィレッジ」で実践されているマインドフルネスの実践法です。マインドフルネスとは「今この瞬間に気づく」こと。歩く、座る、働く、食べる、話すなど、 日常のことがそのまま、マインドフルネスの実践ににつながります。
禅への鍵〈新装版〉/ ティク・ナット・ハン:なぜ坐禅するのか? 禅問答の意味は? 公案とは何か? 禅に興味を持つ人が知りたい疑問に著者が明快な論理で答える。祖師の問答を解説し、仏教思想の流れを平易に説明しながら、観念的な教理や神秘思想といった歴史の垢をそぎ落としたときに現れる、仏陀の直系としての禅のラディカルな行動の思想を明らかにする。日本では知られていないヴェトナム禅の公案集「課虚」の邦訳を付す。
○アルボムッレ・スマナサーラ:スリランカの禅僧、テーラワーダ仏教:口調がちょっと怖いが、論理底な部分も多いと思う。
無我の見方―「私」から自由になる生き方-サンガ新書-64/アルボムッレ・スマナサーラ:「自分がいる」という実感があっても、「自分」は、瞬間瞬間、常に変化しています。つまり「自分」とは、「一つの流れ」があるだけなのです。
無常の見方―「聖なる真理」と「私」の幸福-サンガ新書/アルボムッレ・スマナサーラ:「無常」がいかにラジカルな世界認識か、論じ尽くした希有の書。仏教に関心を持つすべての人に勧められる基礎論である。
(おすすめ!!)大念処経-ヴィパッサナー瞑想の全貌を解き明かす最重要経典を読む-初期仏教経典解説シリーズ/アルボムッレ・スマナサーラ:お釈迦様が説いた、私たちを覚りへと導く、比類のない「一つの道」仏教瞑想の根本経典をパーリ語原典に基づき解説。初期仏教経典の中でも最高峰の人気を誇る『大念処経』を、現代日本語で理解する。『大念処経』は、「サティ(sati/気づき)をいかに実践すれば良いか」という、サティそのものについて説かれた経典です。ヴィパッサナー瞑想の全てが詳解された至宝の経典を、この一冊で深く読むことができます。
現代人のための瞑想法―役立つ初期仏教法話 / アルボムッレ スマナサーラ:仕事は順調で、安定した収入にも人間関係にも恵まれた充実の日々。病気とも無縁で、家族はいつも笑顔。人生が楽しくてしかたがない―。このような理想の人生を、いとも簡単に実現できる方法があります。二六〇〇年前にお釈迦さまが考えられた「瞑想法」です。これは、人間の財産である脳細胞を活発にする「脳のトレーニング」であり、心をきれいに磨き、完璧な安らぎを得るための「幸福の実践」です。この一冊で、あなたの脳の奥底に潜んでいる素晴らしい能力を掘り起こし、心満ち足りた成功人生を歩んで下さい。
ブッダの瞑想と脳科学-心を一気に進化させる仏教の脳開発プログラム/アルボムッレ・スマナサーラ:脳科学の研究が進み、瞑想と脳の関係が注目されていますが、脳科学とお釈迦様の教えのアプローチは、
どのように違うのでしょうか?お釈迦様の教えは、脳が抱える問題を分析するだけでなく、「脳の問題をどう解決するのか?」という処方箋も提示します。もともと人間の「大脳」は、獣の脳である「原始脳」に支配されていますが、「脳開発プログラム」であるブッダの瞑想を実践することで、脳の配線が変わり、「大脳」に主導権を握らせることができるのです。私たちの脳に革命を起こす、ブッダが発見した「心の成長の仕組み」です。
慈悲の瞑想――人生を開花させる慈しみ/アルボムッレ・スマナサーラ
瞑想経典編-初期仏教経典解説シリーズII/アルボムッレ・スマナサーラ:ブッダの瞑想実践方法は、生きる苦しみを乗り越える科学的で客観的なプログラム「心の改革プログラム」を最初期の経典から理解する。
○うつと運動
(おすすめ)スペクテイター ボディトリップ:「ボディトリップ」とは、カラダの中身や動かしかたを意識しなおすことで、これまで身についた習慣や癖を矯正して本来の健康な状態を取り戻す内面への旅のこと。6人のライターが、さまざまなボディトリップを体験取材、からだと心を巡る変化をリアルに綴ったルポを中心に、古今東西のボディワークにまつわる話題満載したヘルスコンシャスでトリッピーな特集です。
うつは運動で消える 神経科学が解き明かした「心の不調」のリセット法 / ジェニファー・ハイズ:世界が注目!【メンタルヘルス×運動】の第一人者が明かす、「心と脳の不調」を回復させる科学的方法。ニューヨーク・タイムズ、CNN、BBC、ハフポスト、NBCなど、世界的メディアが注目!
一投に賭ける-溝口和洋、最後の無頼派アスリート/上原善広:「全身やり投げ男」。1989年、当時の世界記録からたった6センチ足らずの87メートル60を投げ、その後はWGP(世界グランプリ)シリーズを日本人で初めて転戦し、総合2位となった不世出のアスリート・溝口和洋。
○うつと運動 ボディーワーク・アレクサンダーテクニーク・フェルデンクライス・他
アレクサンダー・テクニーク 完全読本/リチャード・ブレナン:アレクサンダー・テクニークとは、私たちが日常生活の中で蓄積しやすい物理的・精神的な緊張を低減するために、体の使い方や姿勢、動作を改善する方法です。効率的に体を使うことで、心身を健康に導き、病気であればそれを和らげるための前向きさを得られることが、世界中の実践者によって明らかになっています。本書は、100年以上の歴史があるアレクサンダー・テクニークについて、その成り立ちから活用法までを網羅しています。
身体のホームポジション/藤本靖:正しい姿勢、正中線、丹田、etc…. 自分の身体の正解を、外に求めてばかりいませんか? 外の知識を無理失理自分に当てはめても、本当に自分のものにするのは難しいものです。 スポーツ、武道、ダンス、日常、本当に自律した、自分の身体が好きになれる「正解」は全部、あなたのなかにあります。 この本ではそんな方法を紹介しています。
はじめてのフェルデンクライス-地球丸からだブックス/かさみ康子
脳と体の疲れを取って健康になる-決定版-ゆる体操:体操のほか、呼吸法や筋トレなど体をケアする「ゆるケアサイズ」209点を網羅した決定版。一冊あれば、一生役立つこと請け合いです。
「ゆるめる」身体学 / 高岡英夫:生命力を高めるにも、身体能力&メンタルを強化するにも、脳力アップにも、「ゆるめる」ことほど万能なものはない。心身観が一新!
身体はトラウマを記録する――脳・心・体のつながりと回復のための手法/べッセル・ヴァン・デア・コーク:私たちは何よりもまず、患者が現在をしっかりと思う存分生きるのを助けなくてはならない――世界的第一人者が、トラウマによる脳の改変のメカニズムを解き明かし、薬物療法や従来の心理療法の限界と、EMDR、ニューロフィードバック、内的家族システム療法、PBSP療法、ヨーガ、演劇など、身体志向のさまざまな治療法の効果を紹介する、全米ベストセラー。トラウマの臨床と研究を牽引してきたヴァン・デア・コーク博士の集大成。
ウォークス-歩くことの精神史/レベッカ-ソルニット:広大な人類史のあらゆるジャンルをフィールドに、〈歩くこと〉が思考と文化に深く結びつき、創造力の源泉であることを解き明かす。アリストテレスは歩きながら哲学し、彼の弟子たちは逍遥学派と呼ばれた。活動家たちはワシントンを行進し、不正と抑圧を告発した。彼岸への祈りを込めて、聖地を目指した歩みが、世界各地で連綿と続く巡礼となった。歴史上の出来事に、科学や文学などの文化に、なによりもわたしたち自身の自己認識に、歩くことがどのように影を落しているのか、自在な語り口でソルニットは語る。人類学、宗教、哲学、文学、芸術、政治、社会、レジャー、エコロジー、フェミニズム、アメリカ、都市へ。歩くことがもたらしたものを語った歴史的傑作。
写真でわかるファンクショナルトレーニング/マイケルボイル
ボディワーク入門―ロルフィングに親しむ103のテクニック/小川隆之
○うつと運動 ストレッチ
硬い体が驚くほど気持ち良く伸びる-自重ストレッチ/比嘉一雄:上半身の重み、下半身の重み、腕の重み、脚の重み、自分の体の重みを使って筋肉を伸ばすストレッチだから、誰でもできるポーズを取り、全身を脱力するだけで、ターゲットの筋肉を気持ち良く伸ばせる。画期的な新メソッド登場!
(おすすめ)自分史上最高の柔軟性が手に入るストレッチ/村山巧:”ストレッチ1.0″は、”グイグイギュッギュッ”という柔軟体操の時代であり、「努力と根性」がキーワードでした。名門器械体操部では開脚した選手の背中に飛び乗り、股関節の筋を切る、という儀式もあったほどです。その後、”ストレッチ2.0″の時代になります。これは現在主流のストレッチの考え方で、キーワードは「痛気持ちいい」「無理しない」「じっくり」「ゆっくり呼吸する」などです。間違ってはいませんが、それだけでは柔軟性を獲得するまでに長い時間を要します。そして本書で紹介するのが、”ストレッチ3.0″の世界。これは「筋膜リリース」と「PNFストレッチ」という、2つの科学的アプローチから最速で体を柔らかくする正攻法の手法です。ごく一部のプロフィギュアスケーター、新体操選手、チアダンサーだけが知っている、いわば「柔軟革命」です。
神経・筋・関節の機能を最大化する-Tsuji式-PNFテクニック入門/辻亮:神経・筋・関節の機能を最大化、体の潜在能力を活かす施術で、様々な舞台で活躍する。いま、大注目のPNFの「超」入門書!
○うつと運動 自重系トレーニング
(おすすめ)プリズナートレーニング-圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ/ポール・ウェイド:全米ベストセラーの筋肉トレーニング本、スパルタ軍、ローマの剣闘士、そして世界の監獄でひそかに受け継がれてきた究極のメソッドが、ついに日本上陸!カバーイラストには、グラップラー刃牙の「ビスケット・オリバ」を起用!ジム通いはムダ、プロテインは不要!本書が提唱する自重力トレーニングは、バーベルやマシンで一個一個の筋肉を増していくのと違い、自らの体重を利用するから、体に無理がなく、本当の強さが身に付く。短時間で自宅でも、公園でも、どこでもできるのに、圧倒的強さが手に入る。まさに筋トレの王道、永遠のバイブル。著者ポール・ウェイドは、凶悪犯を収監する監獄を渡り歩いてきた本物のプリズナー(囚人)。伝説的強さを誇る恐ろしい受刑者たちや、膨大な書物からトレーニング・テクニックを学び、プログラム化。
(おすすめ)30日で体を変える-超効率的自重ワークアウトプログラム/林ケイスケ:4週間で体を完璧に変える! YouTubeでも人気の、効率的自重トレーニングプログラム! 全身の筋肉の7割を占める下半身の筋肉にアプローチするメニューを中心に、徐々に負荷を上げながらターゲットを変えていくメニューで、1か月で効率よく引き締まった体に! 動画連動で、効かせるコツや正しいフォームもよくわかる。
○うつと運動 野口体操
原初生命体としての人間-野口体操の理論(岩波現代文庫)/野口三千三:からだの力を抜き、重さに任せきったときに生まれる、ゆらゆらと揺れる気持ちのよい動き。それが「原初生命体の液体的な状態」を実感する動きである。従来の体操観を覆す野口体操の理論は、著者自身のからだの動きの実感を手がかりに生み出された。本書は、その思索を端的に語るものであり、また身体的思考にもとづく独創的な人間論,運動・感覚・言葉論でもある。
野口体操 おもさに貞く/野口三千三
東京藝大伝説の必修体操授業がよみがえる-「野口体操」ふたたび:野口体操はからだの教養。「ゆらゆら」「にょろにょろ」ヘンな体操が身体感覚を覚醒!内外の芸術関係者に熱心なファンをもつ東京藝大伝説の必修体操授業が今よみがえる!
身体感覚をひらく 野口体操に学ぶ / 羽鳥操
野口体操 マッサージから始める / 羽鳥操
○その他
失敗の科学-失敗から学習する組織、学習できない組織/マシュー・サイド:オックスフォード大を首席で卒業した異才のジャーナリストが、医療業界、航空業界、グローバル企業、プロスポーツチーム…あらゆる業界を横断し、失敗の構造を解き明かす !
(おすすめ!!)グッド・ライフ-幸せになるのに、遅すぎることはない/ロバート・ウォールディンガー:ハーバード大学による史上最長、84年にわたる科学的「幸せ研究」が解明した幸福で健康な人生を送るための鍵。
ぼくはお金を使わずに生きることにした/マーク-ボイル:この実験で証明したいのは、お金がなくても「生き延びられること」ではなく「豊かに暮らせること」だ――「僕はお金を一銭も使わずに生きることにした。
ビー・ヒア・ナウ―心の扉をひらく本-mind-books/ラム・ダス
恥と自尊心―その起源から心理療法へ/マリオ-ヤコービ
生きるとは、自分の物語をつくること-新潮文庫/小川洋子:人々の悩みに寄り添い、個人の物語に耳を澄まし続けた臨床心理学者(河合隼雄)と、静謐でひそやかな小説世界を紡ぎ続ける作家。二人が出会った時、『博士の愛した数式』の主人公たちのように、「魂のルート」が開かれた。子供の力、ホラ話の効能、箱庭のこと、偶然について、原罪と原悲、個人の物語の発見……。
人間は瞬間瞬間に、いのちを捨てるために生きている/岡本太郎:母のいのち、父のいのちへの悲しくも激しい想い、恋愛、男と女、人間、食べること、もろもろ……。ページをめくるごとに、美しく軽やかに、生きることが膨らんでくる。
自分の中に毒を持て-新装版-青春文庫/岡本太郎:“才能なんて勝手にしやがれだ”“だめ人間なら、そのマイナスに賭けてみろ”岡本太郎の遺した作品と言葉は、いまでも私たちに鋭く問いかけています。瞬間を生き抜く、岡本太郎のパッションは、強い力をもって私たちの生命にズシンと響くのです。歓喜と驚きに満ちた人生を、あらためてつかみとってください。
完全版-不安のメカニズム-ストレス・不安・恐怖を克服し人生を取り戻すためのセルフヘルプガイド/クレア・ウィークス:経験豊富な開業医が不安症状に苦しむ人に語りかけるロングセラー。
覚悟さえ決めれば、たいていのことはできる/松井忠三:赤字に陥った無印良品を二年でV字回復させ、過去最高売上を何度も更新させた著者が教える、小さな積み重ねで、大きな目標を成し遂げる方法。
覚悟の決め方-僧侶が伝える15の智慧/河野太通:「本書は危険な道に踏み込む『覚悟』を持った、勇気ある僧侶たちの「3・11後」の言説が集められている」(評論家・宮崎哲弥 本書解説より)地震や津波、制御不能となった原発への不安・恐怖、機能しない行政システムへの怒り、何もできない無力さ……。日常の儚さ、隣り合わせにある死を体感し、多くの人がいまだ混乱の只中にいるなか、必要とされるのは“日常”を生きる“哲学”。そのヒントは“仏教”にあった。本書は、地震後の“空虚”への処方箋、価値観の再構築のヒントを、5人の僧侶が仏道の見地からわかりやすく提示。 15の言葉が優しくも厳しく、心を整えてくれる。
心を高める、経営を伸ばす―素晴らしい人生をおくるために-PHP文庫/稲盛和夫:1959年、従業員28人で発足した京セラは、セラミックという新素材を世界に広め、売上1兆円の優良企業に。また1984年、ガリバーNTTの独占を崩すべく産声を上げたKDDIは、国内シェア2位、売上2兆8000億円の巨大企業に。この業態の違う2社を創業したのが稲盛和夫氏だ。しかし、氏の歩んできた道は決して平坦ではない。
成功への情熱/稲盛和夫:「人間とは何か」「人生とはいかにあるべきか」「人間として何が正しいのか」……人間としての本質は、洋の東西を問わず同じはずであると考える著者。 本書は、京セラが1990年に買収したアメリカの電子部品メーカーAVX社の幹部との勉強会をペースに、著者の経営哲学を平易に語ったもの。