今日は1日スピリッツ、蒸留酒について色々調べることをやっていた。そして、空いた時間には今際の国のアリスを見ていた。
今、世の中のドラマやアニメは転生ものが多い。転生のパターンも、転生したらスライムだった件は、どちらかというと前の人生より転生したら無双になってめちゃくちゃ能力が高いというパターン。葬送のフリーレンは、転生ではないが設定が面白く、魔王を滅ぼした勇者一行の話という、普通は魔王を滅ぼすのが正規のストーリーなはずだけど、それが1ターン終わったあとの世界を妙にエモく描いている。今際の国のアリスは、あるきっかけで別世界にワープする。別世界といっても、東京という場所は変わらず時空が変わっているという感じ。転生したわけではなくワープさせられて、ゲームを強制させられることから、元の世界へ戻りたいという心理状況がベースに話が展開される。シャングリラ・フロンティアはメタバース世界と現実を行ったりきたりする。ソードアートオンラインも同じようなメタバース系ゲームの話だ。なかなかどれも面白い。今際の国のアリスは、ゲームという側面だけみるとイカゲームに近いのだろうと思う。理不尽なルールが設定され、その理不尽さに翻弄されながら、消耗しながら、主人公は仲間を失ったり、得たりしながら、一つ一つ前に進んでいく。
薬屋のひとりごと、実力至上主義の教室へようこそ、マッシュル、ヴァイオレットエバーガーデン、その着せ替え人形は恋をする。どれも、わりと主人公が淡々と地味だが、ある能力に突出していたり、不思議な人生背景を持っていたりするものも多い。
昔は、ドラゴンボールとか、幽遊白書とか、主人公が悪を倒していくものがはやり多かったが、最近は悪も正義も関係なく、将棋みたいに、善と悪、敵と味方が入れ替わったりしながら、翻弄されていくものが多いような気がする。
ハンターハンターで制約と誓約というものが出てくるが、僕はこの概念がとても好きだ。呪術廻戦も誓約と制約をルールとしている。自分の能力はある制約によって生まれているし、それを開示(誓約)することで、基礎能力の底上げがされたりとか、とても面白い。
ま、なんでもいいけど、最近は現実的なリサーチを色々しながら、アニメやドラマ、ドキュメンタリーをひたすらみている感じだ。おわり。