【企業研究】日清のカップヌードルを食べながら、日清食品の会社について調べてみる。カップ麺の開発から宇宙食、CMのつくり方まで!!

お昼ご飯に日清のカップヌードルを食べたから、日清食品について少し調べてみた。

日清食品株式会社:wiki

日清食品株式会社(にっしんしょくひん、英: NISSIN FOOD PRODUCTS CO., LTD.)は、東京都新宿区と大阪府大阪市淀川区に本社を置くインスタントラーメンを中心とした食品加工会社。日清食品ホールディングス(持株会社)の子会社である。

1948年9月4日に「中交総社」として設立され、1958年「日清食品」として引き継がれた。創業者の安藤百福によってインスタントラーメンの草分けのひとつである「チキンラーメン」が開発された。「日々清らかに豊かな味をつくる」という創業者・安藤百福の言葉が社名の由来となっている。尚、「日清」と名乗る企業のうち日清製粉グループ、日清オイリオグループ、日清医療食品、日清紡ホールディングスとは設立経緯・資本・人材含め無関係である。

2008年10月1日に持株会社体制に移行し、(初代)日清食品株式会社は日清食品ホールディングス株式会社に商号変更した。現在の日清食品株式会社は同社傘下のドライ商品事業会社として、持株会社化と共に会社分割方式で設立された。

https://ja.wikipedia.org/wiki/日清食品

インスタントラーメンの発明の歴史

インスタントラーメンには、明確な定義がない。「瞬間油熱乾燥法または熱風乾燥法(ノンフライ麺)によって製造され、スープも同時に調理できる即席麺」を「インスタントラーメン」と定義するなら、一般に1958年8月に発売された「チキンラーメン」が「世界初のインスタントラーメン」となる。

日清食品ホールディングスによれば、インスタントラーメンは日清食品創業者の安藤百福が発明したもので、世界でもそれを認める報道が多い。安藤が発明した瞬間油熱乾燥法を含むインスタントラーメンの基本的な製法は、1963年(昭和38年)に「即席ラーメンの製造法」として特許登録されており、発明協会の戦後日本のイノベーション100選の「トップ10」にも選定されている[7]

開発者である安藤百福は、妻がてんぷらを揚げているのを見た際、小麦粉の衣がてんぷら鍋の中で泡を立てながら水分をはじき出している様子を見て、この原理を応用すればよいとし、これが瞬間油熱乾燥法の基となった。

ただし、安藤が最初にインスタントラーメンを「発明」したかどうかについては異論が存在する。チキンラーメン発売の数か月前に、「お湯を注いで数分でスープも含め調理できる即席麺」として、大和通商が「鶏糸麺」を、東明商行が「長寿麺」を発売している。「長寿麺」は南極探検に持ち込まれて大きな話題となり、インスタントラーメンの普及に貢献した。日清食品は1961年に東明商行が出願していた「味付け乾麺の製法」特許の権利を2300万円で買い取り、もともと日清が出願していた「即席ラーメン製造法」と合わせて特許登録した。

また、1958年以前にも即席麺は開発および販売されている。村田製麺所(現:都一)が1953年に、松田産業(現:おやつカンパニー)が1955年に油で揚げた即席麺をそれぞれ開発している。しかし、従来の油揚げの製法が日清食品の瞬間油熱乾燥法と異なるかについては曖昧である。以上のような経緯から「インスタントラーメン」の発明者が誰であるかについては意見が分かれている。

上述したインスタントラーメンと乾麺との明確な差は製造方法とスープの有無のみである。インスタントラーメンを「数分ゆでれば食べられる」と定義するなら、古くからある乾麺はそのほとんどが該当する

また、「油で揚げて保存性を高めた麺」とするなら、清代には「伊府麺」という、油で揚げる製法で、ある程度の保存性があり、でん粉が糊化(α化)した麺がつくられていた。この料理は、現在でも広州料理の一つとして一般的に食べられている。フライ麺という製法で作り置きができ、手早く食べられるという点ではこの伊府麺はチキンラーメンと同じ発想の食品とみることができる。しかしこれらはチキンラーメンなどと異なり、麺以外にスープを用意する必要がある。

なお、安藤百福は1964年(昭和39年)に「日清食品が特許を独占して、野中の一本杉として発展はできるが、それでは森として大きな産業は育たない」として日本ラーメン工業協会(現:日本即席食品工業協会)を設立し、競合他社に瞬間油熱乾燥法など即席麺関連の製法特許を公開している。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3

「ザ・リーダー」日清食品 安藤徳隆 社長 2023年12月10日(日)放送

「ザ・リーダー」日清食品 安藤徳隆 社長 2023年12月10日(日)放送

大阪・池田市にある「カップヌードルミュージアム大阪池田」で上田悦子アナウンサーは、安藤徳隆社長と出会います。ミュージアムに入ってすぐに小さな小屋があります。この小屋は、「チキンラーメン」が誕生した研究小屋を忠実に再現したもので、上田アナウンサーは、細部までこだわり再現された研究小屋に興味津々。安藤社長は、研究小屋の中に上田アナウンサーを案内。「特別な設備がなくてもアイデアがあれば、世界的な発明が生み出せる」と話します。そして語られた「会社の強み」とは!?

ミュージアムで行われた対談では、創業者の安藤百福氏に3年間、従事し事業に関してさまざまな話を聞き、薫陶を受け事業に対する熱い思いを叩き込まれたというエピソード、チキンラーメンやカップヌードルなどのヒット商品を100年ブランドとして育てていくマーケティング戦略やビタミン、ミネラルなど33の栄養素とおいしさのバランスを追求した「完全メシ」にかける情熱などを語ります。3代目社長としてプレッシャーを感じながらもさらなる高みを目指す安藤社長の魅力が詰まった30分です!

【人生逆転】47歳で無一文に!その後、インスタントラーメンを発明!世界の食を変えた男【創業者:安藤百福】

【人生逆転】47歳で無一文に!その後、インスタントラーメンを発明!世界の食を変えた男【安藤百福】

野口宇宙飛行士の宇宙暮らし 016 宇宙ラーメン頂上決戦!!

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チキンラーメンと、カップヌードル、UFOと全部日清じゃん!!笑

日清のブランド:webから画像は引用

お馴染みのカップヌードル、チキンラーメン、どんべいから、最近は宇宙食までやっている。

日清カップヌードルなどのCM

安藤徳隆さんのブランドコミュニケーションについての考え方が面白い。CMも結構独特の落とし所でつくられていて、頭と耳に残るもの多いなと思う。

安藤徳隆・日清食品社長が語る「モノが売れる広告を追求すると、現代アートに近づいていく理由!」
ブランド・コミュニケーション戦略の裏側 DIAMOND online 2022.12.13 2:35

安藤徳隆・日清食品社長が語る、世界中で誰も実現できなかった「おいしい完全食」を日清食品が開発できた理由と、目指している未来 DIAMOND online 2022.12.14 3:00

ただ面白いだけのテレビCMなら誰でも作れます。売上に繋がらないと意味がない、というのが我々のポリシーです。

そして、商品やブランドのことを一番理解している我々自身が、ブランド・コミュニケーションの基本骨格を作っていきます。一般的には、広告代理店にゼロベースで依頼して、提案された複数案から良いものを選ぶ、といった形が多いでしょうが、日清食品の場合、基本的な骨格は自分たちで作り、いざ制作する段になったら広告代理店さんや制作会社さんにサポートしていただくというスタイルをとっています。

日清食品がブランド・コミュニケーションで気を付けているポイントは次の3つです。

① ターゲットのマインドシェアを上げる
② サイバー戦を駆使した経営を行う
③ 現代アートに近い感覚でCMを作る

https://diamond.jp/articles/-/313518

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日清食品、チキンラーメン、麺の歴史など関連本

麺の歴史-ラーメンはどこから来たか/奥村彪生
チキンラーメンうますぎレシピ100/文友舎ムック
教養としてのラーメン-ジャンル、お店の系譜、進化、ビジネス――50の麺論/青木健
日本懐かし即席めん大全-タツミムック/山本利夫

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