沖縄総合事務局
OKINAWA STURUCTURE
地域団体商標を取得した団体のPR動画
久留米絣のプロセス動画を見てくれて沖縄のた沖縄総合事務局のOさんが訪ねてきた。特許庁から出向してきた方だ。地域団体商標という普通商標は公の固有名詞には与えられないが、琉球絣や、久留米絣など地域産業や伝統的工芸品の団体にも商標を与えようというもの。それの沖縄の地域団体商標を持っているところの動画PRの仕事の公募に参加しないか?という話だった。
まさか、オランダの人たちのためにつくった動画をyoutubeで公開してたら、それを見てくれる人がいるとは思わず、沖縄の事業に入札しプロポーザルを取った。
沖縄赤瓦、琉球絣、琉球紅型の3つの動画をつくった。
プロセスは整理しつつ、沖縄のつくりての方にプロセスを解説してもらい、全てその音声を使う、ナレーションは入れないという方針でつくり、毎月沖縄に通いひたすら製造工程を追った。疲れたら中部のアセロラドリンクのお店でフローズンアセロラを飲みながらひたすら撮影した。
琉球藍などは、収穫時期と発酵する時期が数日と限られているため、ひたすら沖縄に待機し那覇と北部を毎日行ったり来たりするというハードな撮影だった。今ではとても楽しい思い出だ。
なべさんが、沖縄のつくりてと組合の人たちとドラクエみたいなクエストを色々クリアしながら調整してくれ、英訳も含めてやってくれた。結果的に海外の博物館に貸し出したり、首里城も燃える前のを撮影できていたり、文化的な紐解きにも少し貢献したのではないかと思う。
INFORMATION
プロデュース・ディレクション
うなぎの寝床 白水高広・渡邊令
プロジェクトマネージャー・翻訳
うなぎの寝床 渡邊令
撮影
重松賢・白水高広