








うなぎの寝床
うなぎの寝床 愛媛大洲店
城下町で空き家再生の一環で店舗を開設
うなぎの寝床は「地域文化商社」というコンセプトをもとに活動を行ってきた。そして、そのケーススターディを福岡の八女で行ったという位置付けだ。2012年から10年ほどお店を運営し、人口6万人程度の町で商いが成立したので、このコンセプトモデルと運営方式を他の地域に移転できるんじゃないか?と2019年ころから思い始めた。
そして、ちょうどその頃、愛媛大洲のキタマネジメントというまちづくり会社の井上さんが、八女にちょこちょこ来てくれるようになり、大洲に出店しないか?と熱心に声をかけてくれるようになった。まだタイミングじゃないなと思っていたが、何度も何度も足を運んでくれ、こういう物件出たからどうですか?と数ヶ月に1回くらい来てくれていた。
僕も根負けして「じゃ、ちょっと一回伺っていいですか?」と大洲を訪れた。すると伊予銀行、大洲市の方々も自立的で活動されていて、空き家を買取どんどんリーシングしていって、なおかつ観光客誘致やPRをしっかりされている。
2012年に僕らは八女でうなぎの寝床をはじめたけど、この町ならなんとかなるかもという感覚があった。そこで出店してみることにした。今、四国のものと、全国のもの、MONPE等のうなぎの寝床の自社商品と合わせて商品構成し運営を行っている。
建築はららぽーと、アクロス福岡、Craft Inn 手【te】をご一緒したリズムデザインの井手さん。丁寧に現場の情報を読み取って場を位置付けて設計してくれた。
INFORMATION
プロデュース
うなぎの寝床 白水高広・春口丞悟
建築家
リズムデザイン 井手健一郎